公開:2023年09月26日 伊藤 みさ/更新:2023.09.27
天空の里・鹿里(ろくり)の棚田に彼岸花の季節、福岡県八女市星野村 秋の風景
中でも“奥八女” と呼ばれる山深きエリア・星野村の、さらに標高が高い小さな集落「鹿里(ろくり)」の棚田で、彼岸花が見ごろを迎え見物人も多く訪れています。
農山村への関心の高まりを背景に、こちらでは住民自ら積極的に体験型交流事業を展開しているのだそう。
その代表的なイベントとして『彼岸花まつり』を毎年開催。2023年は棚田を見渡せる位置に設置された鹿里棚田展望所にて、9月22日~24日までステージイベントや農産物の販売などが行われました。
筆者が訪れたのは『彼岸花まつり』の後ではありましたが、彼岸花の見ごろはまだ続いており、黄金色に色づいた稲穂との “今だけの風景” が楽しめました。
鹿里の棚田、展望所へは車で・棚田そばへは徒歩で
まずは鹿里の棚田と、彼岸花の風景を以下の動画でご覧ください。
鹿里の棚田周辺へ到着すると、展望所への道と棚田に入っていく道とで分かれます。
まずは車で展望所へ。
この手作り看板が目印
彼岸花の見ごろ時期になると、見晴らしが良くなるように周辺の草などが整えられています。
休憩スポットなどもあり、のんびり過ごせる。
遠くから見る風景も良いですが、棚田近くまで行くと彼岸花も綺麗に咲いている様子が見られます。民家のそばを通り細い道を進むと、
石積みの棚田が美しく、畔(あぜ)を縁取るように赤い彼岸花が咲いています。
ここから遠くに目をやると、山々の中に茶畑もチラホラ見えていました。八女ならではの山の風景。
展望所にあったこの地区の紹介チラシによると、現在この鹿里(ろくり)集落は15世帯。
高齢化も進んだその少ない世帯数でこの風景は守られているのだそうです。
この風景の中には、上の方に民家があり、棚田へと行き来するための農道が見える。
美しい風景を求めてやってくると忘れがちになってしまいますが、ここは地域の方の生活・仕事の場でもあります。
実際に筆者が訪れた日は稲刈りを行う方の姿もあり、軽トラや機械の出し入れもありました。
路肩に車を停めて作業されている方もいるため、一般の車では離合(りごう)できない場合もあります。棚田のそばへと見物に行きたい方は、展望所にある駐車スペースに車を停めてから歩いていくことをおすすめします。
鹿里の棚田についてはSNS(インスタグラム)の公式アカウントがあるので、開花・最新状況を確認してお出かけするとよさそうです。
スポット名 | 鹿里の棚田 |
---|---|
住所 | 福岡県八女市星野村4081 |
駐車場 | 鹿里の棚田 展望所に数台スペースあり |
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