福岡・若戸大橋が国の重要文化財へ!瀬戸大橋やレインボーブリッジのお手本に
福岡県北九州市の赤い吊り橋、若戸大橋(わかとおおはし)が、国の重要文化財に指定されることになりました。
北九州市によると、国の文化審議会が「若戸大橋」を歴史的にも技術的にも重要と評価し、重要文化財として指定することを文部科学大臣へ答申し内定(2021年末)。
近く、正式に指定される予定となっています。そんな若戸大橋は、北九州市の戸畑区と若松区を結んでいる橋で、このエリアのシンボル的存在!
動画で見る、若戸大橋
以下の動画は、若戸大橋の風景(走行している様子)。
51億円かけて造られ1962年に完成した若戸大橋は、延長約2.1kmの吊り橋。同年9月から供用開始となりました。誕生した当初は、吊り橋では東洋一の規模を誇っていました。
その後、1990年には174億円かけて拡幅工事が行われ、北九州市の物流を支えてきました。
レインボーブリッジや瀬戸大橋など、後の吊り橋のお手本になった「若戸大橋」
若戸大橋は、日本で初めてつくられた巨大な吊り橋でもあります。そのため、自然災害などの被害を受けないように、調査研究に2年半の時間を費やして造られたのだとか。
若戸大橋の完成は、その後の関門橋や瀬戸大橋、明石海峡大橋、しまなみ海道、レインボーブリッジなど大吊橋建設のお手本になったと言われています。
ちなみに、若戸大橋はもともと有料橋(普通車100円・軽自動車50円)でしたが、2018年12月より若戸トンネルと共に無料化されました。
2022年は、若戸大橋の誕生から60年!この節目の年に、重要文化財に登録されることとなりそうです。
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