公開:2022年02月10日 Mika Itoh/更新:2022.02.10

福岡・若戸大橋が国の重要文化財へ!瀬戸大橋やレインボーブリッジのお手本に

福岡県北九州市の赤い吊り橋、若戸大橋(わかとおおはし)が、国の重要文化財に指定されることになりました。

福岡・若戸大橋は「東洋一のつり橋」国の重要文化財へ

北九州市によると、国の文化審議会が「若戸大橋」を歴史的にも技術的にも重要と評価し、重要文化財として指定することを文部科学大臣へ答申し内定(2021年末)。

福岡県北九州市の若戸大橋、国の重要文化財へ

近く、正式に指定される予定となっています。そんな若戸大橋は、北九州市の戸畑区と若松区を結んでいる橋で、このエリアのシンボル的存在!

動画で見る、若戸大橋

以下の動画は、若戸大橋の風景(走行している様子)。

51億円かけて造られ1962年に完成した若戸大橋は、延長約2.1kmの吊り橋。同年9月から供用開始となりました。誕生した当初は、吊り橋では東洋一の規模を誇っていました。

その後、1990年には174億円かけて拡幅工事が行われ、北九州市の物流を支えてきました。

レインボーブリッジや瀬戸大橋など、後の吊り橋のお手本になった「若戸大橋」

若戸大橋は、日本で初めてつくられた巨大な吊り橋でもあります。そのため、自然災害などの被害を受けないように、調査研究に2年半の時間を費やして造られたのだとか。

レインボーブリッジや瀬戸大橋などのお手本になった、若戸大橋

若戸大橋の完成は、その後の関門橋や瀬戸大橋、明石海峡大橋、しまなみ海道、レインボーブリッジなど大吊橋建設のお手本になったと言われています。

ちなみに、若戸大橋はもともと有料橋(普通車100円・軽自動車50円)でしたが、2018年12月より若戸トンネルと共に無料化されました。

2022年は、若戸大橋の誕生から60年!この節目の年に、重要文化財に登録されることとなりそうです。

twitterでシェア シェアする LINEで送る

  • 当サイトの掲載内容は、公開時点または取材時点の情報です。最新記事・過去記事に限らず公開日以降に内容が変更されている場合がありますので、ご利用前に公式の最新情報を必ずご確認下さい。
  • 記事の内容については注意を払っておりますが、万一トラブルや損害が生じても責任は負いかねます。ご自身の判断のもとご利用ください。
  • 当サイトはアフィリエイトプログラムを使用しています。

忍者とインコ LINEスタンプ

あわせて読みたい

edit 『 街ネタ・女子旅 』の一覧

前の記事 / 次の記事

関連タグ