公開:2025年01月24日 伊藤 みさ/更新:2025.01.25

2025年の桜開花は早め!全国トップ開花は高知・福岡か

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ウェザーマップ株式会社が2025年春の桜前線予想を発表しました。1月23日に発表されたのは、2025年 第一回「さくら開花予想」。

2025年の桜開花は早め!全国トップ開花は高知・福岡か

今年の桜の開花予想時期は、関東から西では平年並みかやや早め、北日本では平年よりも早くなる予想で

全国トップ開花は高知県と福岡県で3月18日ごろと予想されています。

概況

この冬は12月~1月前半にかけて寒気の流れ込みが多く、気温は平年並みかやや低め。近年としては寒い冬となりました。このため、休眠打破は平年並みで近年としては強めとみられます。

1月後半は暖かい日が続いていますが、2月は西日本を中心にやや低くなる所もありそうです。一方、3月は再び気温が高めの予想となっています。

このため、関東から西の地域では極端に早い開花とはならず、平年並みかやや早めの開花となるところが多くなりそうです。

東北北部から北海道は、1月以降の気温の高さがそのまま早い開花につながるため、特に北海道で早くなるとみられ、平年より1週間ほど早い予想となっています。
via.weathermap

ウェザーマップによる各地の開花・満開予想日は以下の通り。

sakurayohou4.jpg

上記情報はいずれも2025年1月23日発表時点のもの。

標本木「ソメイヨシノ」ほか、様々に楽しませてくれる桜たち

開花予想・開花宣言は、全国各地にある桜の「標本木」の開花状況を対象に行われおり、標本木は各気象台やその周辺にある「ソメイヨシノ」という品種で見ています。

ソメイヨシノは日本全国に広く分布している桜の品種で、気候の変化による開花の様子が均一であることが理由とされています。

なお、ソメイヨシノが生育できない沖縄県や北海道の一部などでは、異なる品種が標本木に指定されています。

淡い色ながら満開となると見事な存在感を放ち、短い期間に散りゆく姿が日本人好みとも言われ愛されてきたソメイヨシノですが、“寿命60年説” で全国の桜が危機とも囁かれています。

ソメイヨシノの植え替えを行う地域も多いですが、個人的に最近よく目につくのがソメイヨシノとは異なる品種のサクラたち。

八重桜に特化して植えられている大阪と広島の造幣局は以前から知られていますが、

八重桜 造幣局

標本木よりも早く咲く品種や、色の濃い花を持つ桜など、いろんな桜を目にする機会が近年増えたように思います。

河津桜 早咲きのさくら
早咲きで花の色が濃い河津桜 / 広島県尾道市

ソメイヨシノとは異なる品種は開花時期も異なるので、お花見シーズンが長く楽しめるのは嬉しいですね。

標本木の開花状況を参考にしつつ、あなたのお気に入りの桜(桜スポット)の見ごろをチェックして、いいお花見が今年も楽しめますように!

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