駅ナカコンビニ「トモニー」無人決済システム導入、2021年夏頃 中井駅店へ
西武鉄道とファミリーマートが共同展開している西武線の駅ナカ・コンビニ
「トモニー」の中井駅店(東京都新宿区)に、2021年夏ごろ 無人決済システムを導入する予定であると発表しました。
無人決済システム導入店舗イメージ
無人決済システムを開発したのは、株式会社TOUCH TO GO。これを導入した店舗では、どのようにお買い物をするか?というと、
1. ほしい商品を手に取る
2. 商品は手持ちのバッグに入れてもOK
3. 出口のディスプレイに購入商品が表示されるので、内容を確認して決済(現金もしくは電子マネー等)
商品を手に取って、出口のディスプレイで確認してお支払い!
これだけ。レジでのバーコードスキャンも、お金のやりとりもなしであっという間にお買い物が完了。このお買い物のために、専用アプリのDLや登録は必要ない、ということもかなり利用ハードルが低いポイントです。
ただ、お会計が済む前にバッグに商品を入れていくのは個人的には慣れるまで気が引けそうですが、それでもOKな仕組みが、店内に仕込まれているという。
無人決済システムで時間・接触を削減でき、働き手不足の解消にも
レジでのバーコードスキャンなども無しに、どうやってお客さんが手に持つ(購入しようとしている)ものが把握され、そのまま支払いへと進めるのか?
それは店内に設置されたカメラなどの情報により、お客さんが手に取った商品がリアルタイムで認識されるとのこと。
カメラでの認識となると死角が生まれるのでは?とも思ってしまいますが、通常のコンビニでも防犯カメラはかなりの数が配されているので、このような無人決済システムではさらに多く・高性能なものが仕込まれているのだと予想できます。
この新たなシステムを取り入れることで、通常のコンビニとはどこに違いが生まれるかというと
- 利用客の時間節約ニーズに応えられる
- 店舗の人材不足の解消
- ストアスタッフとの接触を極力減らすことができる
など。
(株)TOUCH TO GOでは2020年春にJR山手線の新駅「高輪ゲートウェイ駅」構内にウォークスルー型完全キャッシュレス店舗をオープン。以降、業界で注目を浴びており、サービスを拡大。
2021年2月には(株)ファミリーマートと資本業務提携を結び、無人決済システムを活用した実用化店舗として「ファミマ!!サピアタワー/S店」を3月にオープン。
そして今度は西武鉄道とファミリーマートが共同展開している駅ナカコンビニ「トモニー」でもシステムを導入…と目まぐるしいスピードで無人決済システムの導入が進んでいます。
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