公開:2024年09月08日 Mika Itoh/更新:2024.09.08

郵便料金 2024年10月から大幅に値上げ、定形郵便がついに100円越え!レターパックプラスは80円アップに

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日本郵政は2024年10月1日から、郵便料金の値上げを実施します。

郵便料金 2024年10月から大幅に値上げ、定形郵便がついに100円越え・レターパックプラスは80円アップに

郵便料金はここ数年でも、値上げが行われてきました。
以下は近年の定形郵便(封書25gまで)の料金変動。

  • 2014年4月  80円 → 82円へ
  • 2019年10月 82円 → 84円へ

ハガキなども含め約1~2円ずつの値上がりでしたが、今回は約30年ぶりの大幅値上げとなっています。主な郵便料金の改定内容は、以下の早見表の通り。

2024年10月より値上げする、主な郵便料金(一例)

通常はがき
63円から85円
定形郵便(25g迄)
84円から110円
定形郵便(50gまで)
94円から110円
定形外郵便(50g迄)
120円から140円
定形外郵便(100g迄)
140円から180円
レターパックライト
370円から430円
レターパックプラス
520円から600円
速達(250g迄)
260円から300円
特定記録郵便
160円から210円

郵便料金の値上げに伴い、85円・110円など新切手も登場

郵便料金の値上げに伴い、郵便局では2024年9月2日から変更後の料金にあわせた額面の普通切手が登場しています。

郵便料金の値上げに伴い、85円・110円など新切手も登場

また26円切手・22円切手など、旧料金との差額切手も登場。

郵便料金の値上げ、差額の26円切手・22円切手も登場

年々、郵便離れが加速しており、年末年始の恒例だった年賀状もLINEやメールなどに切り替える人が増加、また企業も廃棄物削減のために電子化へシフトしつつあり、

さらにここ数年で消費税の引き上げもありました(1997年に5%、2014年に8%、2019年に10%)。

これらの影響も加わり、郵便物の量は約20年で45%も減少したと言われています。

なお時事通信社が報じたところによると、今回値上げをしても2026年度以降には再び赤字になることが見込まれているとのこと。

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