高速バスのウィラー(WILLER)withコロナ対策施し、6月から運行再開
新型コロナウイルス感染拡大を受け、2020年4月から5月末日まで全便運休している高速バスの
ウィラー(WILLER EXPRESS)が、withコロナ対策第一弾を施し、2020年6月1日よりまずは7路線(東京仙台、東京新潟、東京長野、東京名古屋、東京大阪、大阪名古屋、大阪広島の7路線)から運行を再開すると発表しました。
WILLERバスイメージ画像と「カノピー」飛沫感染対策バージョン
withコロナとは、新型コロナウイルスの終息までは長期期間を要するという考えのもと、ウイルスと共に生き、暮らし方を変えていこう、というもの。
高速バスは長距離移動で利用されることが多く、同じ空間を複数の人と数時間にわたって共有することから飛沫感染が懸念される中では敬遠されがちな交通手段ですが、ウィラーは独自で様々な対策を施し、運行再開に乗り出します。
ベビーカーみたいな「カノピー」をパワーアップ、換気などにも配慮
新型コロナウイルスの感染拡大防止のために避けるよう求められる「3密」を回避すべくウィラーでは以下のような対策を施したという。
- 5分で車内の空気を入れ替えられる外気モードを常時稼働した換気により、密閉回避
- 隣の空席を確約する車内のフィジカルディスタンシング(ソーシャルディスタンシング)により、密集回避
- 運行毎に使い捨てするフェイスカバーを装着した飛沫感染対策カノピーの設置により、密接回避
- 乗車前の検温実施により、衛生管理
中でも特徴的なのが、「飛沫感染対策カノピー」。カノピーは4列シートリラックス対象車両に以前より搭載していた「フード」のこと。
ベビーカーのフード部分のように、顔を覆うこのカノピーは「寝顔を見られたくない」という利用者の声から生まれた設備。特に女性に人気が高かったようですが、コロナ対策として、このカノピーに使い捨てのフェイスカバーを装着して飛沫感染防止用にパワーアップ。
少々息苦しそうな感じもしますが、安心感はかなり違いそうです。
このほか、5分で車内の空気を入れ替えられる外気モードを常時稼働させるということなので、夜は肌寒い可能性もあり。体温調節をしやすい服装での利用が薦められています。
このほか、車内では常時マスク着用が必須など利用者への注意事項もいくつかあるため、公式サイトなどでよく確認の上利用を。
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