柚子胡椒を使い切り！使い方・食べ方に困ったら、お試しを | 時遊zine

柚子胡椒を使い切り！使い方・食べ方に困ったら、お試しを

九州に移住して数年。すっかり食卓に柚子胡椒が手放せなくなった筆者がお送りする、ゆずこしょうの使い道アイデア！

柚子胡椒というモノは知っていても、馴染みがなければ封をあけても使い切るまでに相当な時間がかかり、冷蔵庫の肥やし化、乾燥してカピカピ・そのままサヨナラ…なんてことにも。

でも実は、柚子胡椒はいろんな使い方ができる上、使うとお料理がワンランク美味しくなります。冷蔵庫で眠らせておくのなんて、もったいない！

知ってた？ゆずこしょうは「柚子＋コショウ」ではない

大分が本場と言われ、九州ではスーパーや道の駅でもよく見かける柚子胡椒（ゆずこしょう）。

「柚子とコショウ」の調味料であると勘違いしてしまいそうですが、九州では唐辛子は「こしょう」と呼ばれており、柚子胡椒は柚子・唐辛子・塩から作られています。

色んなお料理を美味しくしてくれて、ピリリ！という辛味もクセになる「柚子胡椒」。

柚子胡椒の活用に困っている方に試してほしい、オススメのいろんな食べ方をご紹介します。

味噌汁に柚子胡椒！

柚子胡椒の使い道としてよく言われるのが、やはりお味噌汁。ティースプーンの4分の1～半分も入れれば、グッと味が変わります。辛い！というより、風味とパンチが出るといった感じでしょうか。ごはんが進みます。

普通のお味噌汁のほか、豚汁やだご汁などにもピッタリ！

うどん・そば に柚子胡椒

和のお出汁に柚子胡椒がベストマッチ。うどんや蕎麦をいただくとき、一味や七味を使うという方は柚子胡椒を代わりに出汁に溶かしてみてください。温かいのも美味しいですが、冷たいそばつゆにも合います。やったことはないですが、きっとそうめんにも合います。

焼き鳥 に柚子胡椒

こちらも九州ではテッパンの組み合わせ。タレにも塩にも合います。飲食店では各席に用意されていることも多いです。

また、宮崎名物の真っ黒な「鶏の炭火焼」にもよく合います！

おでんに、柚子胡椒

地方や店によって異なる場合がありますが、コンビニのおでんにも薬味として用意されていることの多い柚子胡椒。

味が染みた大根はもちろん、卵にも合います！

から揚げに、柚子胡椒＋大根おろし！

から揚げにも柚子胡椒が合います。下味をつける際に使ったことがありますが、火を通すと風味が飛んでしまうのか、存在感が薄れてしまったため、食べる時に付けるのが個人的にはおすすめです。

大根おろしにのせてから揚げと一緒に食べたり、これにポン酢をかけても美味。さっぱりの中にもピリッ！が加わります。

餃子にも柚子胡椒

餃子に「酢＋コショウ」で食べるのが美味しい！という通の方もいらっしゃいますが、個人的には「酢＋柚子胡椒」の方が好み。穀物酢などではちょっときつすぎる、という方は調味酢（かんたん酢 など）を使うとマイルドでいただきやすいです。

もちろん、餃子のタレに柚子胡椒をプラスするのもおすすめ。

意外っ！クリーム系スープにも柚子胡椒

柚子胡椒メーカーさんのSNSで紹介されていた食べ方、「シチューに柚子胡椒」。

正直、「えぇー・・。」という感じだったのですが、食べてみると意外と合う。入れると柚子の香りが鼻から抜けて、かなり味変になります。1日目のシチューは普通に食べて、2日目に残ったら味変してみる、というのもアリです。

上記の写真は粉末をお湯で溶かして作る「カップスープ」に柚子胡椒を足したもの。こちらにも相性〇

お出汁や醤油系にピッタリ柚子胡椒、いろいろ試して

柚子胡椒が合う料理を紹介してきましたが、このほかお刺身・タタキ に添えるのもメーカーさんからオススメされていました。

また、出来上がった料理にちょい足しする食べ方だけでなく、作るときに「れんこんのきんぴら」などで一味の代わりに柚子胡椒を使うというのもおすすめです。（火を入れると多少香りが飛ぶので注意）

全体的に、和風出汁や醤油などの味にとても相性が良い柚子胡椒。少し固まって入ってても「辛くて食べられない！」というほどの強い刺激ではないので、どんどんトライしてみて！