焼き芋専門店「芋ぴっぴ。」愛媛・松山発サツマイモのスイーツ店、続々と全国展開中 | 時遊zine

焼き芋専門店「芋ぴっぴ。」愛媛・松山発サツマイモのスイーツ店、続々と全国展開中

サツマイモのイラストで「芋」と描かれたロゴがかわいらしい、焼き芋専門店
「芋ぴっぴ。」が、2021年3月に愛媛県松山市に1号店をオープンした後、岡山・熊本へと出店。2022年春に向けて全国各地に続々とオープン予定となっています。

芋ぴっぴ。は “糖度50度以上、熟成期間3カ月” というさつまいもを使用した
極蜜焼き芋 のほか、半分にカットした焼き芋の上にハニーバターやカスタード、アイスをのせて3種類の焼き芋スイーツを提供。

さらに、「1mm絹糸の紫芋のアイス」が写真映えする！と話題。

近年は “芋” のスイーツ専門店が増えていますが（焼き芋・芋けんぴ・大学芋などを提供）、芋ぴっぴは、“焼き芋” から派生するスイーツが揃っているのが、特徴的です。

身近な存在のサツマイモが、丸ごとスイーツに

筆者が今回訪れたのは「芋ぴっぴ。熊本店」。

熊本市中央区にある「上通」アーケードから少し小路に入ったところにお店があり、店内入ってすぐにレジ・カウンターがあるシンプルでコンパクトなつくり。テイクアウト専門となっています。

芋ぴっぴ。で提供される焼き芋は、適した温度・湿度で3カ月長期熟成し、低温でゆっくりと焼き上げたものなのだそう。

焼き芋は小・中・大から選べますが、サイズは目安。それぞれ芋の大きさが異なるので、量り売りとなります。

中サイズを注文、今回は299円でした

提供前に温められるのか、注文後に店の中に芋のいい香りが立ち込めます。ねっとりとした舌触りでしっかり甘い焼き芋。袋から染み出すほどの蜜でした。ウェットティッシュのご用意を。

以下は「焼き芋ハニーバター」。

焼き芋だけでもしっかり甘いので、ものすごい甘ったるいのでは・・と想像していましたが、ハチミツはまた違う甘さで意外にも美味しくてどんどん食べすすめられる。（ただし芋なので満腹感はすごい）バターでコクがプラスされて、また違った美味しさです。

紫芋のシャワーが降りそそぐ！1mm絹糸の紫芋のアイス

「1mm絹糸の紫芋のアイス」は、糸のように細い紫芋のペーストがたっぷり！の紫芋モンブランという感じ。

中には焼き芋・バニラアイス・ホイップクリームが入っています。提供前に、紫芋のペーストを機械にセット。これを目の前で絞ってくれるというパフォーマンス付きです。

紫芋は上品な甘さ。けっこうなボリュームになるので、その辺りも考慮されているのかもしれません。

このほか、焼き芋＋カスタードの「焼き芋ブリュレ」や、焼き芋＋アイスの「焼き芋アイス」があり。

若年層だけでなく、お買い物帰りのマダムも立寄って購入していましたよ。

続々店舗オープン、芋ぴっぴ。新店オープン情報

芋ぴっぴ。は 1号店として愛媛県松山市に、岡山県岡山市に2号店、3号店として熊本県熊本市にオープン。

公式ツイッターによると、今後は以下のようなスケジュールで店舗展開予定とのこと。

• 2022年2月23日：浅草店（東京）
• 2022年2月27日：大分店（大分）
• 2022年3月2日：広島店（広島）
• 2022年3月13日：梅田店（大阪）
• 2022年3月16日：小倉店（福岡)
• 2022年3月19：奈良店（奈良）
• 2022年3月26日：芦屋店（兵庫）
• 2022年3月30日：伊勢店（三重）
• 2022年4月9日：宝塚店（兵庫）
• 2022年4月15日：青森店（青森）
• 2022年4月20日：仙台店（宮城）
• 2022年4月27日：京都祇園八坂（京都）

昔はたき火をして作ったり、移動販売のトラックが来たりして “素朴なみんなのおやつ” というイメージだった印象の焼き芋。今や、ちょっと高級なスイーツとして定着しはじめています。