公開:2015年09月08日 伊藤 みさ/更新:2015.09.08
ガラスの鍋蓋に気を付けて!消費者庁が事故実例公表で注意よびかけ
強化ガラス製の鍋蓋が突然破損する事故がこれまでに85件も報告が寄せられたとして、消費者庁が2015年8月26日にその取扱いについて注意を呼びかけています!
中身が見えて便利な事や、ちょっとスタイリッシュに見えるため、強化ガラス製の鍋蓋を使用している人も多い。筆者もそのうちの一人ですが、割れにくく作られている強化ガラスでも、急激な温度変化や表面の傷が原因となって突然割れる事があるのだとか。
ガラスの鍋蓋が割れると鋭利なかけらや細かい破片が飛散する恐れもあるとのことで、取扱いには注意が必要です。
ポイントは、傷をつけない・急冷しない!
消費者庁の発表では、強化ガラス製の鍋蓋が突然破損した!という事故情報が2015年7月末までに85件、そのうち、怪我をしたという情報は11件あるそうです。
怪我を負った主な事例としては、
- 鍋で煮ものをつくっていたら、突然強化ガラスの蓋が割れてやけどをした。
- 調理中の片手鍋の蓋が割れて飛散し、擦過傷(さっかしょう、かすり傷のこと)を負った。
など、特徴としてははやり「突然破損する」というものが多いようです。
一般的には製品についている説明書や鍋蓋についているシールなどに扱い方が記載されていますが、よく使う・身近にあるものだからこそあまり注意して読まないもの。
強化ガラスは割れにくく加工されているものの、「割れないガラスではない」という事を十分に理解し、
- 表面の微細な傷も破損のキッカケになる事があるためクレンザーや金属製のたわしは使わない
- 急激な温度変化を与えない(特に急冷がNG。高温の状態で水に入れたりしない)。
- 傷や亀裂などが入ったものは使用しない
というポイントを押さえて使用するようにしましょう。
強化ガラスは普通のガラスとは異なり、破損すると細かく砕けて激しく飛散する事もあるそうなのでお気を付けを。
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