公開:2015年12月24日 伊藤 みさ/更新:2015.12.26

あげたら失礼!? お年玉マナー、金額や範囲・喪中の相手など

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年が明け、家族や親戚・会社など、人と会う場合に気にしなくてはならないのが、相手のお子さんへのお年玉の準備。

あげたら失礼!? お年玉マナー、金額や範囲はじめ喪中の相手など

12月頃にもなるとポチ袋が100円ショップやコンビニ、スーパーなどでも店頭にずらりと並びはじめるため、ポチ袋の用意は寸前でも調達できそうですが

お年玉を渡すにもマナーがあるってご存知でしたか?

金額はもちろんのこと、親戚のどこまであげるか?渡す事自体が好ましくない場合もあるのだとか。適当に配ってマナー違反を犯す前にチェックを!

親戚など、どこまであげればいい?贈る相手の範囲とマナー

和文化研究家の三浦氏によると、「お年玉」は元々、年神様にお供えして魂が宿ったお餅(丸餅・鏡餅)を、家長から家族や使用人などに切り分けて渡す「御年魂」「御年玉」から転じて現代に伝わったもの。

目上の人から目下の者へと渡すものが「お年玉」。

このため、 “初詣や出先で上司とその家族に会った” とか“新年会に上司が子供を連れてくる” という時でも、上司のお子さんにお年玉を渡す必要はないようです。

親戚の子供など、“どこまで渡せばいいのだろう・・”と迷う場面も多いですが、家と家との付き合いの度合いもそれぞれに異なるため、迷ったら家長に相談して決めた方がよさそうです。

また、喪中の場合はお年玉のやりとりはしない方がよさそうですが、“お小遣い”という名目で、お渡しする事も多いよう。その際はおめでたい柄の袋は避けたほうがよさそうです。

ちなみに、成人した子がお正月に両親へ贈りたい場合は「お年玉」ではなく「御年賀」とすればOK。

ここは親子間のため「お年玉」として渡してもさほど問題はなさそうですが、例えば結婚した相手の両親などに渡したいという場合には「御年賀」としたほうが、相手に失礼なく渡すことができ、またお相手も受け取りやすくなりそうです。

お年玉は何歳から、金額は幾らくらいを渡すもの?

冠婚葬祭の商品を扱う「シャディ」によると、金額はこどもの経済感覚合わせて “だいたい1か月のお小遣い額” が限度。

お年玉 金額は

就学前の小さな子には、おもちゃなどの “モノ”で、それ以降は1000円台からスタート、中学生では5000円、高校生は5000円~1万円…と世間一般のお年玉平均額はアップしているようです。

最近は「お盆玉」といったものまであるようで…。オトナは色々と大変です(笑)

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