汗を乾いたタオルで拭くと逆効果だった!汗が止まらなくなる理由
暑い夏。汗かきの方じゃなくとも、このシーズンは外出時にはタオルが欠かせません。しかし、吹き出てきた汗を「乾いたタオル」で拭くと、逆に汗が止まらなくなるなるので要注意です!
汗を止めたいからタオルを使うのに、乾いたタオルを使ったら逆効果?!実は、汗をすぐに止めたい時は「濡れたタオル」が一番なのです。
最近、水に濡らしてちょっとだけ絞って使うというウォータークールタオルがあちこちでよく売れていますよね。
ウォータークールタオルの一番の売り文句は「ひんやりが持続する」というものですが、実はこのタオルの良さはそれだけじゃなかったんです。
汗には「濡れタオル」がいい理由
人が汗をかくのは、体温調節のためであるのは良く知られています。例えば、炎天下の下などで体温が上がってきた場合、人の体は自動的に体温を下げようと汗を出し、
体外へ熱を放出して体の温度を冷やそうとします。ヘルスクリニックによると、
「皮ふ表面や筋肉などの温度は外殻温と呼ばれ、体の内外の熱を入れかえる役割がある。体外へ熱を放出することで熱量のバランスを取り、体温を一定に保っている」
とあり、つまり乾いたタオルを使用することは、汗で熱を放出しようとする行為を奪ってしまうため、体が体温調節をしようと もっと汗を出してしまう。
そのため、乾いたタオルを使うと、余計に汗が出てくるという悪循環(逆効果)になってしまうんですね。
これに対して、濡れたタオルを使用すると、濡れタオルが汗の代わりに体の熱を下げてくれるため、汗がピタリと止まりやすいというわけ。
夏の外出時には「濡れタオル」をお忘れなく!
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