公開:2023年08月09日 Mika Itoh/更新:2023.10.19
今年の夏 手放せないネックファン(首掛け扇風機)を、より涼しく使う!
最近、毎日のようにでている「熱中症警戒アラート」。
“外出を控え、クーラーの効いた涼しい室内で過ごしましょう” と呼びかけられていますが、
仕事などで出掛けなければならない人にとっては灼熱地獄。今年は “息苦しくなる暑さ” の日も多いので熱中症には本当に要注意です。
この暑さに耐えられない…と、今年初めてネックファン(ネッククーラー / 首掛け扇風機)を買ってみました。すると、ハンズフリーで風量もあって涼しい!
ヘッドホンのような見た目のネックファンは、左右両方から風が出てくるのでとても涼しく、首元に「冷却プレート」が付いたタイプもあり、
ひんやりと肌を心地よく冷やしてくれます。もう手放せない…!
ネックファン(首掛け扇風機)は、主に3タイプある
ネックファン(首掛け扇風機)には、普通の扇風機のように羽で風を送るタイプと、羽なしタイプがあります。羽有りタイプは、髪が長い人の場合は毛を巻き込む心配もあるので、個人的には羽なしタイプがおすすめ。
また形は主に、「ネックバンド」「本体固定タイプ」「ストラップタイプ」の3タイプがあり、これは好みが分かれるところ。
ネックファン 固定タイプ
本体固定式のネックファンは、風の吹き出し口が多く、首の側面や後ろ側など首回り全体から風を受けることが出来るものもある。また、冷却プレート付きのタイプでは、外気温に関わらず一定の温度で首の後ろを冷やすことが可能。バッテリーも15時間など長時間使用できるモノもある。
デメリットは、固定式なので風向きの微調整ができないところと、少し重たくなるところ。また液晶ディスプレイが付いたものが多いが夜の使用時にはディスプレイが光ってしまい「使っていて恥ずかしい」という声も。価格が1万円前後するものもある。
ネックファン ストラップタイプ
ストラップタイプのネックァンは、小型扇風機をストラップで首から吊るすタイプ。手持ち扇風機のストラップ付きというイメージで、価格的には一番安く1000円台からある。水のタンク付きタイプなら扇風機とミスト噴射が同時に行えます。また軽量タイプが多く、送風口から顔まで距離があるのでファンの音が気になりにくい。
デメリットは、首に吊るすため風向きは下から上の1方向のみで調整が柔軟ではないところ。ストラップのため、かがんだり体勢を変えるとブラブラ揺れてしまう。
ネックファン ネックバンドタイプ
ネックバンドタイプは、形がヘッドホンのような見た目の首掛け扇風機。アームが360度自由な角度に変えることが出来るため、風向調整がしやすく、軽量なものが多い。送風口を顔や首の間近にできるので風を感じやすい。またコンパクトに折りたたんで収納が可能。首の裏を冷やす冷却プレート付きのタイプもある。
デメリットは送風口が近いので風量を上げるとモーター音が気になるところ。
ネックファン(首掛け扇風機)の「ネックバンドタイプ」を使ってみました
筆者が購入したのは、ネックバンドタイプ。軽量なのと、最大9時間稼働できるところ、そしてコンパクトにまとめられるので携帯性が良さそうだなと思い選んでみました。
選んだものには首元に冷却プレートが付いていて、送風と冷却プレートは別々のボタンで起動させます。どちらかだけ使うことも可能。
冷却プレートはオンにすると、肌に当たる部分がひんやりし、約10度ほどマイナスに。プレートが小さいので、ひんやりするのは首元後ろの一部ですが、これがあると違います。
そして、送風は風力が3段階調節が可能。マカロンのような丸いこの部分から送風されるのですが、
アームと送風口が自由に動かすことが出来てどの方向にも曲がるので、首元、耳元、顔など好みの場所に調節して使えます。風もなかなかパワフルで、3段階中2でも十分な風を受けることが出来ます。
収納時は以下のようにクルッと小さく丸める(折り畳む)ことが出来るので、持ち運びもしやすくて便利です。
ネックファンを使ってみてわかった良かったところ(メリット)
筆者が使ってみたネックファン(ネックバンドタイプ)の良かったところは、以下。
- 風量がしっかりあるところ
- 風向きを自分の好みで最適な角度に調整できる
- 送風だけなら長時間利用できる
- 充電が早い
- クーラーのきいた部屋なら涼しさ倍増するので、クーラーの設定温度を少し上げても大丈夫
- 首にかけて安定するので、両手がフリーになるところ
あまり期待せずに買ったのですが、想像以上に風量があったのが嬉しかった。また、装着感も安定しているので、両手がフリーになるのもいい。冷却プレートは小さかったのでお気持ち程度ですが、付けるとひんやり感がプラスされるので、あるのと無いのでは違うなと思いました。
ネックファンのデメリット、物足りないところ
デメリットや物足りないと感じたのは、以下。
- 冷却プレートと送風の同時利用だとバッテリーの持ちが悪い
- 炎天下で使う(暑い場所で使う)と、送風口からは温かい風がでてくる
クーラーではなく、あくまで「扇風機」なので、どのくらい涼しく感じられるか?は、使用環境に大きく左右されます。たとえば、屋外で運動会とかスポーツ観戦をしているときにうちわを仰ぐと温かい風が来るように、
ネックファンでも同じ環境なら同様の現象になります。そのため暑い日の屋外で送風機能だけを使って「ひんやり」を期待するのは難しい。しかし、風があるのと無いのでは全然違いますし、汗の出方も変わってきます。
あとは、冷却プレートが想像以上にバッテリーを使うため、送風とあわせて使う場合、思った以上に持ちがわるかったこと。筆者は送風は3段階の2で、冷却プレートと一緒につかっていましたが、使えたのは1時間くらい。
メーカーは使用時間には「2~最大9時間」との記載がありましたが、これは冷却プレートとの同時使用が想定されていない『送風のみ』の時間ではないかなと思いました。(たとえば送風パワー1で使い続ければ9時間、パワー3なら2時間など)
どの商品も同じとは限りませんが、記載されている時間よりも実際は短めだと思っていたほうが無難かもしれません。長い時間使うことを想定されている方は、購入時にバッテリー容量と本体の重量はチェックしておいたほうが良さそうです。
ネックファン(首掛け扇風機)の風をもっと涼しくする方法!
屋内のクーラーのある環境で使うと一番涼しくて冷えすぎるくらい効果があるのですが、問題は外で使う時。筆者が試してみて「こうすればもっと涼しい!」や「効率がいい」と思った方法は以下。
①陰で使う
1つ目は、屋外でネックファン(首掛け扇風機)を使うなら、日傘を使ったり木陰やビルの陰に入るなど「陰」のある場所で使うのがオススメ!炎天下で使う時とは、出てくる風の温度が違います。
②首に濡れタオルで涼しさ倍増!
そして2つ目は、首元に濡れタオルを巻くこと!濡れたタオルだけでも涼しさがUPする上に、さらにそこに風が当たると冷やされて涼しさ倍増。タオルの水分が蒸発するときに体から熱も奪ってくれます。
濡れタオルを使わない状態で肌にずっと風を当て続けても、汗がひくので一見いいように感じますが、汗は肌の熱を下げる働きがあるがあるため、これを奪ってしまう。
炎天下など35度以上の環境でネックファンを使い続けると、熱風を浴び続ける状態になり、逆に熱中症になる危険性もあるようです。
濡れタオルは、薄手で使いやすい手ぬぐいも便利。軽くて乾きやすいので、送風と合わせると効率よく首元を冷やすことが出来ます。手ぬぐいはダイソーなど100円ショップにも可愛いものが揃ってますよ。
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