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   公開:2024年06月18日 伊藤 みさ/更新:2024.06.20

夏野菜・ズッキーニ(zucchini)、きゅうりじゃないよ!低糖質・低カロリーで主役にもなる優秀野菜

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ズッキーニ(zucchini)、それは・・見た目はきゅうり、本当はかぼちゃの仲間(ウリ科かぼちゃ属)のお野菜。スーパーでは年中取り扱われてますが、旬は5月~9月頃となっています。

お店に並んでいる姿だけを見ていると「きゅうりに似たモノ」ですが、畑での姿はまるで違います。

夏野菜・ズッキーニ(zucchini)、きゅうりじゃないよ!低糖質・低カロリーで主役にもなる優秀野菜
ズッキーニときゅうり
画像左はきゅうり、右はズッキーニ

株元から円筒状の実が上に伸びるように生(な)るもので、花が咲いたあと花の下の実が育ち数日で収穫へ。(形状は円筒状やボール型など、色も含め品種により様々あります。)

ズッキーニ 畑の画像

「仲間」とはいえ、完熟した実を食べるかぼちゃに対し、ズッキーニは花が咲いて数日後に収穫に至るほど “未熟な実” を食べる野菜のため、柔らかく・中に固い種もできないので、ヘタの部分だけカットしたら後は好きなように切って、煮たり焼いたり揚げたりして食べられます。(生食もできなくはないが火を通していただくのが一般的)

一般的によくみかけるズッキーニは長さ20センチ前後。色が濃く、カット面がみずみずしいものがおいしいズッキーニと言われています。

ズッキーニ 断面
黄色もあるが、緑のズッキーニの方が多い印象

ただ、個人的にはサイズが大きくても・水分が少な目でも、“甘みがあるな”“美味しい”と思うものも多いので一概には言えないかな?とも感じています。

栄養面では低糖質・低カロリーの食材で、βカロテン・カリウムを多く含むほか食物繊維なども。その多くは皮に含まれるといわれているので、効率的に栄養を摂取するには皮ごとがおすすめです。

クセはないが、意外と悩む ズッキーニの食べ方

ズッキーニはイタリア・フランス料理などによく用いられ、定番料理といえば「ピクルス」や「ラタトゥイユ(夏野菜の煮込み料理)」!

優しい甘みと独特の食感(歯ざわり)がある野菜で、クセがないのでいろんな料理に合うのですが、よく言われる定番料理(上記)は和食ではないので意外と「どうやって使ったらいいか悩んでしまう」という人も多い。

実際、我が家では春~夏にかけてズッキーニを “売るほど” 作っているのですが、毎日煮込みを作るわけにもいかず、迷いながら作った料理は家族からの反応もイマイチで「我が家の定番ズッキーニ料理」が見つからず…。

焼いて食べるズッキーニ 画像

周りの人に聞いてみると、多くは「オリーブオイルで焼いて塩でいただく」という食べ方が多い。

ズッキーニは生の状態だと無味無臭という感じですが、焼いていると香ばしさと優しい甘い香りが立ってとてもいい香りがします。思わず「いいにおい~」と声が漏れる。

シンプルに塩でいただくときは、焼きたてもいいですが意外と荒熱がとれてさめたくらいのほうが甘みが引き立ちます。厚さ1~2cm程度の輪切りにして焼いたら、サラダに乗せるもよし・焼いたお肉やカレーなどの添え物にしてもよし。

火が通ると柔らかくなるので、水分もあって小さなこどもにも食べさせやすいです。(1歳の我が子はモリモリ食べます)

このほか、いろんな料理を自分なりに作ってきた結果、「おいしい!」の言葉がもらえるメニューも増えてきました。

一例をご紹介すると、焼き・揚げてめんつゆなどに漬ける「浸し料理」もおすすめ。また、意外に思えるかもしれませんが、お味噌汁にも合います。ゆでると実が柔らかくホロっととけて、焼いたときとはまた違った食感になりますよ。

ズッキーニは味噌汁にもあう

このほか、農家嫁の筆者的ズッキーニのおすすめレシピをまた別の記事にてご紹介しますね。

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