九州屈指の藤の花!黒木大藤の見事な花と香りに包まれる、素盞嗚神社
九州には、国から天然記念物の指定を受けた2つの「藤の木」があります。1つは宮崎県の宮崎神社にあり、もう1つが福岡県八女市にある、黒木大藤(くろぎおおふじ)。
黒木大藤は、樹齢600年以上とも伝えられている、立派な老木。多くの人の手によって守られながら、
大藤まつりが近づく頃、毎日フジのお世話をする方が作業をしている
毎年見事な花を咲かせ、芳しい香りを漂わせ訪れる人を楽しませています。
黒木大藤があるのは、素盞嗚(すさのお)神社の境内。
社は小さなものですが、その周りをぐるりと藤棚が囲むように育てられており、藤が満開になる季節を迎えると社が藤の木に守られているかのように淡い紫色の美しい景色に染まります。
黒木大藤は毎年4月中~5月上旬見ごろ
黒木大藤が満開になった頃の様子をまずは以下の動画でご覧ください。
30cm以上はあるかという花房を頭上から降ろして風に揺れる藤の花。
地元の方によれば、藤棚の下を歩くと花が頭に当たるほど房が長い時もあったのだとか。現地の立て看板によれば、最長で1.5mにもなったとか。
今年はそこまでの大きさの花房はありませんでしたが、それでも見事に咲きそろう鮮やかな紫の花が広がる眺めはお見事。この風景を見に、遠方から訪ねてくる人も多いそうです。
黒木大藤の花の頃にあわせ、この地域(八女市黒木町黒木)では毎年「黒木大藤まつり」がおよそ2週間開催されます。
黒木大藤まつりの期間中には境内に露天が並び、近くの酒蔵が一般開放されたり、八女茶のふるまい、地元産品の販売など、町をあげて訪れる人をおもてなししています。神社のすぐ近くには川が流れ、懐かしい雰囲気の商店街も。
のんびり歩けば、町の人がゆるっと話しかけてくれるので天気の良い日に町歩きも楽しんで。
名称 | 黒木大藤 / 素盞嗚神社 |
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住所 | 福岡県八女市黒木町黒木5-2 |
備考 | 黒木大藤まつりに関しては黒木町観光協会(0943-42-9190)まで 福岡県のおでかけスポット・グルメ情報 |
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