公開:2016年04月04日 Mika Itoh/更新:2016.12.11
黒光るライス「えびめし」は、岡山市民が愛するB級グルメ
岡山市で長く愛されているというB級グルメ、えびめし。名前の通り、エビの入ったチャーハン風の食べ物ですが、その見た目がなかなかのインパクト。
く、黒い!!
えびめしの生まれは、なんと東京。岡山県(特に岡山市)で えびめしを広めたと言われている人気店「えびめしや」の運営会社・株式会社いんでいらの社長が東京で修行し、
その味を故郷である岡山に持ち帰って1966年に創業。この味が人気となって、岡山県内でローカルチェーン展開し、岡山県民に愛されるB級グルメとして定着したのだそうです。
えびめし、岡山の黒いライスは意外にも優しい味だった!
気になる えびめしを、火付け役となった「えびめしや」さんで注文してみました。
えびめしや 万成店(岡山市北区万成西町2-53)
メニューを見てみると、えびめしのバリエーションが色々あって驚きます。普通のえびめしは、単品で700円。
このほかに、えびめしを玉子で包んだ「オムえびめし」や「春のサルサえびめし」、カレーやハンバーグ・コロッケ・チキン南蛮などとワンプレートになったセットメニューなど。
お店では、えびめし以外のメニューも扱われていますが、お店に次々とやってくる地元の人らしきお客様たちも、迷わず「えびめし」を注文しています。本当に人気なんですね。
今回は、カニクリームコロッケと「えびめし」のセットにしてみました。出てきたのが以下。
えびめしと、カニクリームコロッケ、そしてつけ合わせのコールスローなどが1つのお皿に盛られ、コーンスープも付いてきます。それにしても、黒い。
見た目の印象からは、かなり味が濃そうな「えびめし」ですが、どんな味付けなのでしょうか。
頂いてみると、意外にも濃くない。それどころか、優しい味です。新しいというより「懐かしい」という味で、甘いソースの香りとカレーの香りも少し漂います。
それにしても、なかなかインパクトのあるこの黒さは一体…?! お店の方に伺ったところ、この色はカラメル(プリンなどに使われている)を使っているのだとか。
エビや玉ねぎなど具材とライスを炒めた後に、秘伝のカラメルソースを絡めて仕上げるのだそう。見た目ほど味のインパクトはありませんが、懐かしい味がするだけに、なんだかまた食べたくなるお味でした。
ちなみに、ミルフィーユカツにかかっていたソース。こちらも美味しかったのですが、岡山名物のデミカツにかかっているソースをケチャップでもう少し甘くしたような印象でした。
岡山県民は、少し甘めの味つけが好みなんだそう。たしかに、えびめしも、デミカツも甘味のある味付けでした。なるほど納得です。
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