公開:2017年12月04日 伊藤 みさ/更新:2021.12.05
マーライオン公園、シンガポールの象徴が「顔はライオン体は魚」のワケ
シンガポールの象徴・マーライオン。上半身がライオン・下半身は魚の、真っ白で巨大な像が口から水を放出しているあのマーライオンが見られる代表的なスポットが、マーライオン公園(Merlion Park)です。
観光でシンガポールを訪れる際には、押さえておきたい人気スポット!マーライオン公園には世界中からの沢山の観光客が訪れます。
今は人気スポットのマーライオン公園ですが、昔は現在の場所より少し奥まった場所にマーライオンが設置されていたため、
- 近くに寄れない(正面から見られない)
- 放水が常時行われていない(ポンプの故障)
- 新しい橋が出来て景観が遮られた
などの理由から、実際に行くと期待を裏切られる「世界三大ガッカリ観光名所」の一つと呼ばれていたこともあったようです(※1)。
ですが今は大丈夫。2004年に移設されて以降は、その足元まで近寄れて、どこから写真を撮っても映え、毎日勢いよく放水!すべての問題が解決され、「シンガポールに来たーっ!」という気持ちを盛り上げてくれること間違いなし!
マーライオン公園に来たら、お決まり「ガブ飲みポーズ」で写真を撮ろう!
マーライオン公園は、シンガポール行政機関やビジネス街・ホテルが並ぶ「マリーナエリア」にあります。
海にせり出した桟橋まで歩くと、高層ビル群を背景にマーライオンの正面が拝めます。
こんなポーズで記念撮影するのがお決まり。現地ではみんなやってます。
マーライオンの足元まで近寄れば放水するダイナミックな口元を間近に、さらにマーライオンが見つめる先には、三本の塔の上に船が乗ったようなあの有名ホテル「マリーナベイサンズ」が見られます。
マーライオン公園は、どの角度からでも絵になるスポット!
放水は毎日行われていますが、朝7時頃~夜23時頃まで(夜景はこちら)。また、メンテナンス(定期清掃)もあり、足場やネットによってマーライオンが隠れてしまうこともあるよう。これについては訪れる前に旅行会社などに聞いておくとよさそうです。
マーライオンの「マー」って何?
以下の動画は、マーライオン公園の様子。
下半身が魚になっている、半魚ライオン「マーライン」。マーライオンの名前は、mer(海)+lion(ライオン)がくっ付いて出来ています。
「ライオン」は、この地に伝わる伝説に登場する動物で、国名の由来にもなっています。シンガポールの国名の元になっているのは、サンスクリット語の「シンガプーラ」。(シンガ=ライオン/プーラ=町)
[ ここからの夜景が素晴らしい!マーライオン公園は人気の夜景スポット ]
シンガポールとライオンの関係
はるか昔、ある王子が新しい町を開拓するために土地探しの旅に出、当時はジャワ語で「マタセク(=海)」と呼ばれていたこの地に上陸。
現在のシンガポール川の付近でライオン(と思われる動物)に出会った…ということから「シンガプーラ」の名がつけられたと言われています。
元々は「海」と呼ばれていたこの地を“魚”で表現、新たに付けられたこの地の名として“ライオン”。この二つを掛け合わせたのが、半分ライオン・半分魚のマーライオンとなっています(※2)。
名称 | マーライオン公園(Merlion Park) |
---|---|
住所 | One Fullerton, Fullerton Rd. Singapore 049213 |
最寄り駅 | MRT ラッフルズ・プレイス駅(徒歩約5分) |
入場 | 無料、24時間見学可能 |
関連 | シンガポール特集 / 地図で見るシンガポール |
※内容は執筆時のもの。営業や時間などを確認してからお出かけ下さい。
※1 世界三大ガッカリ観光名所 参考
※2 なぜシンガポールのシンボルがライオンなのか
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