ラインスタンプ

2019年11月22日 うめっち/更新:2019.11.22

環境芸術の森「逆さ紅葉」で有名な佐賀の秘境に行列

 シェアする

佐賀県唐津市にある作礼山(さくれいざん)の中腹に、新緑・サクラ・モミジなど、森が美しい表情を魅せる時期に来場者が列をなすスポット「環境芸術の森」があります。

環境芸術の森「逆さ紅葉」で有名な佐賀の秘境に行列

環境芸術の森では、園内の「風遊山荘(ふうゆうさんそう)」に置かれる漆のテーブルに紅葉が写り込み

「逆さ紅葉」を見ることができ、絶好の写真撮影スポットとして人気。

ツヤツヤとした漆のテーブルに鏡のように紅葉が映るその様子は「リフレクション写真」とも呼ばれていて、SNSでも話題。筆者が訪れた際も、来園者はスマホや自慢のカメラを手に熱心に撮影していました。

sponserd link

環境芸術の森 紅葉時期の園内の様子

まずは環境芸術の森の園内を動画でお楽しみください。


Youtubeチャンネル

リフレクション撮影は漆のテーブルで

「環境芸術の森」は、佐賀市中心部から車で約1時間ほどの場所。

唐津市立 厳木小学校(きゅうらぎしょうがっこう)辺りから、県道276号線をひたすらのぼっていった先にあります。

佐賀県 環境芸術の森 への道

環境芸術の森 近くまで来ると、繁忙期にはクネクネとした山道に突如として車の列が出現するのでご注意。

佐賀県 環境芸術の森 への道2

駐車場は園内入口近くに広場(無料)が設けられていて、整理員さんが居る時も。車を無事に停めたら、券売機で入場料を支払い園内へ。

佐賀県 環境芸術の森 エントランス
環境芸術の森 エントランス

佐賀県 環境芸術の森 エントランス部

入ってすぐの場所にある建物(風遊山荘)のうち、一番「奥側2階」がみんなが求めているあの風景が見られる場所。

佐賀県 環境芸術の森 メインの建物「風遊山荘」
写真右奥、大きなモミジの木に隠れている2階の部分

入場料を払っていればこの建物内への別途入場料は必要ありませんが、ここが開放されているのは春・秋の「特別観覧期間」のみ。それぞれ、新緑や桜・紅葉の時期に合わせて観覧できるように設定されています。

佐賀県 環境芸術の森 風遊山荘入口

中へ入っていくと、入口の向かい側の壁(森に面している方)は全て大きな窓になっていて、旅館のようなしつらえ。

佐賀県 環境芸術の森 風遊山荘 の中の様子

佐賀県 環境芸術の森 風遊山荘 の中の様子2
係の方が写真の列の整理をしつつ、館内の説明もしてくれます

逆さモミジで有名な写真を見ていると、広間の床に景色が映っているものだと筆者は思っていたのですが

実際の足元は畳敷き。ここに漆塗りの座卓が2台置かれています。

佐賀県 環境芸術の森 リフレクション写真を撮る人たち

この座卓の縁にカメラを置いたりして撮影されたのが、あのリフレクション・逆さモミジでした。

佐賀県 環境芸術の森 逆さ紅葉

佐賀県 環境芸術の森 逆さ紅葉
それぞれの座卓から角度をかえて撮影、緑が映る様子もまた美しい!

今回筆者が訪れた時は、ここから見える場所のモミジは数日前の雨で落ちてしまったとのことでしたが、風遊山荘の奥へと歩みをすすめ、散策道に入っていくと素晴らしい紅葉を見ることができました。

環境芸術の森 散策道を歩き紅葉を楽しむ

環境芸術の森「風遊山荘」から見える、池や森、小川の景色の中へと、今度は入っていきます。

佐賀県 環境芸術の森 散策道へ

散策道は15分コース、30分コースと2つありますが今回筆者が行った15分コースはアップダウンは比較的少ない方で、歩きやすい靴で訪れれば気軽に回れる。

“山の中腹につくられた、魅せる森” にはモミジなどがメインに1万本以上が植えられているのだそう。

散策道を包み込むように生い茂る木々、小川のせせらぎ

佐賀県 環境芸術の森 園内の紅葉の様子

佐賀県 環境芸術の森 園内の紅葉の様子2

晴れた日には木漏れ日がキラキラと注ぎ、心地良い。

陽の当たり具合によって紅葉の進み具合が異なるモミジは、緑・黄色・赤…とグラデーションも美しい。

佐賀県 環境芸術の森 園内の紅葉の様子3

佐賀県 環境芸術の森 園内の紅葉の様子4

大きなモミジの木では、色づきの異なる部分もありました。

佐賀県 環境芸術の森 園内の紅葉の様子5

所々に設置されたベンチに腰掛け、この眺めをゆっくり楽しむ人たちも。

佐賀県 環境芸術の森 園内の紅葉の様子6

散策道から見られる紅葉は「今がまさに見ごろ!」という感じでしたが、「風遊山荘」の窓辺から見える景色は池とのコンビネーションなどで特に作り込まれていて、日当たりが良いようで紅葉も比較的早そう。

紅葉の状況などは、環境芸術の森 公式SNSで紹介されているので訪れる前にチェックしておくとよさそうです。

魅せる「森」を創り続ける、オーナーの想いとは

環境芸術の森 は、面積約30haの私有林。

造園業を営む鶴田正明さんが1970年代にこの地を取得し、約40年かけて整備をしてきたのがこの環境芸術の森。

佐賀県 環境芸術の森 園内の紅葉の様子7

それ以前より様々な造園に関する賞を受賞してこられたそうですが、1980年に当時17歳だった次男を原因不明の病で亡くされ、食べ物と環境問題について考えはじめたのだそう。

病に伏す子のために親が求めるのは環境の良い場所での暮らし。そんな経緯から

「最終的に人間に必要なのは、きれいな空気、それを作り出すのは森である」
「木を植えて、水や空気をきれいにすれば、土も川も海も活力をつけて、私たちを守ってくれるだろう。」

その想いを胸に、もみじの森つくりに着手。

広葉樹を増やすことで栄養豊富な土となり、雨が降り注ぎ川となり、海へとつながっていく。

佐賀県 環境芸術の森 園内の紅葉の様子8
落ち葉が分解され、土へと還り、森の肥料となる

佐賀県 環境芸術の森 園内の紅葉の様子9
肥えた土や森に雨が降り、川から海へと流れる

そんな、自然環境やヒトへの想いが美しいこの風景の中に込められています。

園内を歩くと、「森は海を育てる」など格言のようなメッセージが入口付近にあるのが目につくのはそのため。

佐賀県 環境芸術の森 園内の様子1

環境芸術の森は今もなお整備が続けられているそう。進化しつづける森は、時を追う毎に見どころを増していきそうです。

名称 環境芸術の森
住所 佐賀県唐津市厳木町平之667
開場時間 9時~16時
入場料 大人・高校生500円/小中学生200円/幼児無料 ※団体割引あり(20名以上)
備考 佐賀県の旅 おすすめ観光&グルメ

※当サイトの掲載内容は、執筆時点(公開日)または取材時点の情報に基づいています。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。



あわせて読みたい

edit 『 街ネタ・女子旅 』の一覧

ラインスタンプ

前の記事 / 次の記事

関連タグ

ページ上部へ