練乳入り！シロヤのサニーパン、北九州のクセになるソウルフード | 時遊zine

練乳入り！シロヤのサニーパン、北九州のクセになるソウルフード

手のひらに収まるサイズのソフトフランスの中に、じゅわっと練乳がしみ込んだパン「サニーパン」やふんわりホイップがサンドされたミニサイズの「オムレット」。

シロヤのサニーパン

行列に並ぶ人たちは、「10個下さい」「私は20個！」と、パンの注文数とは思えない量を注文しホクホク顔で帰っていきます。

北九州のソウルフード！と呼ばれる2大名物パンを販売するそのお店は、1950年創業の「シロヤ」。

写真はシロヤ小倉店

シロヤは福岡県北九州市の黒崎店や藤田店ほか、小倉店・いっぴん通り店など駅ナカや駅近くにも店舗を構えるパン屋さん。

筆者が訪れたのは小倉店。お店の奥にキッチンがあり、中の人たちはせわしなく動き回っています。パン屋さんの多くは自分で商品をピックアップしてトレーに乗せてお会計へ、という流れですが、シロヤではカウンターで注文をして提供されるスタイル。

訪れるお客さんも多いですが、それに応える店員さんの手際もまたすごい。並んでいてもみるみるうちに自分の番がやってくるので、パン選びに悩んでいる暇もないほど（笑）

初めてのシロヤに戸惑いつつ、ちょっとずつ買うつもりが「サニーパン」は10個購入してしまいました。

店舗により包装は異なるようです

「お、、多かったかなぁ・・」とおもいつつ・・・

じゅわっと染みだす練乳がおいしい、シロヤのサニーパン

家に帰る前に、いっこだけ先に食べてみました。初めてのサニーパンなので食べるときのお作法を知らない筆者はそのままガブリといってしまい、パンから中身が滴ってきて焦りました。

第一印象は「けっこうあまい・・！」だったのですが、なんだろう、このクセになる感じ。

「もう一個・・」と次に手がのびてしまいそうだったので急いで家に帰りました。

手が汚れることが多いので、おてふきの準備をお忘れなく

甘党の家族もみんな大好きな味。多かったかなぁ・・と購入した後は思ったものの、そんな心配なくあっという間に食べきりました。

サニーパンは焼きあがったソフトフランスに練乳シロップ？を注入して仕上げられているので、食べるときは注入口を上にして食べるか、ちぎったほうがよさそうです。

他にもいろんな種類のスイーツやパンがあるシロヤですが、サニーパンとオムレットがダントツ人気のようです。個人的にはサニーパンが好きだった・・！

価格はそれぞれ撮影当時のものです。変更になっている場合があります

賞味期限が短く、福岡県内やその周辺エリア、催事出店の時しか楽しめなかったシロヤの商品ですが、シロヤ鞍手ファクトリー（福岡県鞍手郡鞍手町上木月879番3）が新たに2023年に完成。こちらは冷凍工場で、工場前には冷凍サニーパン・オムレットが自動販売機で販売されています。

ゆくゆくは全国への通販が開始されるとみられ、県外ファンからも注目を浴びています。