沖縄県に残るUCC自動販売機は、本土とラインナップがちょっと違う
UCCといえば、世界で初めて缶コーヒーを開発した会社。昔からほとんど変わらないパッケージで、今も缶コーヒーが売られていますが、自動販売機事業は衰退し、2000年には現在のネスレ日本(旧ネスレマニュファクチャリング)に譲渡しています。
そんなUCCの自販機事業ですが、実は沖縄県だけでは自販機事業が継続しているのをご存じでしょうか。沖縄県では、コカコーラに匹敵する数のUCC自販機が現在も残っています。
UCCの自販機事業ではメインの売れ筋商品は缶コーヒーでしたが、沖縄県では本土と売れ筋が異なり、主に さんぴん茶や、シークワーサー、霧の紅茶などが売れ筋商品。
コーヒーはブラックやブルーマウンテン、キリマンジャロなど一通り置かれていますが、温かい沖縄ではコーヒーは本土のようには売れないのだそうです。
沖縄で出会った、レアなUCC自販機とラインナップたち
沖縄県のあちこちで見かける、UCCの赤い自動販売機。
ラインナップは沖縄らしく、さんぴん茶やシークワーサーのほか、紅茶や炭酸系が多い。真ん中の段はすべて、お茶(紅茶とさんぴん茶)で占められているのも、ちょっと珍しい。
下段には、ソーダ類とフルーツジュース系が少し。「琉球コーラ」なるものも販売されていて、100円というお得プライス(※写真は2011年撮影のもの)。
また、「お得コーナー」のシールが逆さまになっている雑なところも、細かいことは気にしない沖縄っぽさが出ていて、いいですね。
UCC自販機に描かれてる、この一筆書きのようなコーヒーカップのロゴマークも、沖縄県だけでしょうか?初めて目にしました。
沖縄県では、UCCオリジナルドリンクをこのように自販機で購入することが出来ますが、沖縄以外では複数のメーカーが共同で入っている自動販売機または、コンビニでしか取扱が無いとのこと。沖縄県にお出かけすれば、レアなUCC自動販売機と出会うことが出来ますよ。
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