公開:2017年01月27日 Mika Itoh/更新:2023.10.19
島根の漢方茶で痩せるって本当?ダイエットで話題の斐川中央クリニックを体験してきた!
漢方でダイエットが出来るって、本当なの!?確実に痩せられるという「漢方茶」があるとの噂を聞き、居ても立ってもいられず、島根県にある噂のクリニック「斐川中央クリニック」に行ってみました。
斐川中央クリニックさんに問い合わせてみたところ、ダイエットに効くとあちこちで評判になったことで、何か月も予約がとれない状況になっていました。
筆者が一番最初に問い合わせた時点(2016年7月)で、4ヶ月待ちの状態(2016年10月時点では10か月待ちに)。
しかし、何をしても痩せられないボディに嫌気がさしていた筆者は、すがる思いで待ち続け、やっとの思いで行ってきました。いやー、長かった。
絶対に痩せられる漢方茶など、本当に実在するのか?
痩せたい…と言い続け、ダイエットすることウン十年。10代・20代の頃は、自分なりに体重コントロールが出来ていたのですが、
30代を超えたあたりから、その自分流の体重コントロールは効かなくなり、テレビで話題になるダイエット法は一通りやってみるも、なかなか成果が出ず、もうお手上げ状態でした。
そんな状態だったため、「絶対に痩せられる漢方」で痩せられなかったらもう、ぽちゃ子の自分を受け入れて生きていくしかない。そんな思いで島根に乗り込みました。
出雲市の斐川中央クリニックにやってきた
斐川中央クリニックがあるのは、島根県出雲市。出雲といえば出雲大社が有名ですが、クリニックがある場所は出雲大社から車で25分ほど走ったところにあります。
診察は、予約日の来院順とのことでしたので、オープン時間の8時30分をめがけて訪れました。が…なんと、クリニックに入るとすでに沢山の人で溢れています。
受付を済ませてから診察が終了するまでは、約3時間かかりました。噂通り、かなりの混雑ぶりです。
BMI値が「メタボリック症候群」でなければ、保険はきかない
まず注意しておきたいのが、ダイエット目的で受診する場合、あなたの状態によっては保険適応外になる場合があります。
糖尿病、高脂血症、脂肪肝、高血圧など肥満症に伴う病気を持っているか、または、BMIが25以上で腹囲も85cm以上のメタボリック症候群の方でないと、保険診療が可能になりません。つまり、それ以外は保険対象外になります。
漢方茶の噂を聞きつけて、県外やかなり遠方からもやってくる人が多いようですが、保険適応外となると料金もだいぶ変わってきますので、あらかじめ自分のBMI値などを計算して確認しておくのがオススメです。
受診のながれ
受付を済ませると、以下の流れになります。
1. 状態をチェックする、100の質問
初診の場合はまず、受付で問診票を渡されます。その項目はなんと100もありました。
現在の生活習慣や家族構成、普段の生活の中で気になっている健康状態や自覚症状、仕事内容など、どんな環境下でどんな生活を送っているかなども詳しく答えていきます。
またこの問診票の中では、何キロ痩せたいのか?という目標体重を記入する欄もあります。2. 看護師さんの問診
記入が終わりしばらく待っていると、看護師さんに名前を呼ばれます。小さな診察室に通され、ここでは問診票の内容をもとに、自分の体の状態や気になっていることはどんな事か?など、細かく相談。
その後、尿検査・血圧・体重・ウエストを測って、看護師さんによるカウンセリング。
看護師さんからの幾つかの質問に答えながら悩みや現状を伝え、それらの内容を看護師さんがパソコンに打ち込みデータ化していきます。
3. 血液検査
採血をして、血液の状態をしらべます。この検査結果が分かるのは次回の受診時。つまり、最低でも2回は通院が必要になります。
最初の1か月の経過具合を見ながら、血液検査の結果を次回の処方にも反映させていくようです。
4. 院長とご対面
ようやく、先生とご対面。ここでは、看護師が入力した問診結果などのデータを先生がチェックしながら、体の悩みを直接相談します。筆者の場合は
- 20歳の頃から20kg太ったので、20kg痩せたい
- 肩こりと首凝りがひどい
- アレルギーは花粉症がある
などを挙げると、先生はいとも簡単そうに
「諦めなければ、痩せたい体重までは痩せられます」
「肩こりも酷いの?じゃあそれも治してあげようね」
「アレルギーは花粉症か、大丈夫、それもほぼ無くなると思います」
「最初の1か月目は平均で、皆さん4~5kgは痩せられていますよ」
といった具合に、ダイエット以外の体の悩みも、あれこれ簡単に「治ります」と力強く断言してくれます。痩せる…というだけでも、今の私にとってはミラクルなお話なのに、
長年連れ添ってきた肩こり・花粉症も治るですと…?!私にとってあまりに都合の良すぎる診断に、ちょっと疑いの目(笑)小学生の頃から続く私の肩こりが、そう簡単に治るわけが…いや、治ってくれればメチャクチャ嬉しいのですが。
半分疑いの目、半分は期待の眼差しで、先生との話すること10分~15分程度。それらの内容をもとに、その人の悩みに応じた漢方を処方してくれます。また、漢方茶の飲み方や、食事で気を付ける事などをレクチャーされます。
隣の薬局で、漢方を受け取る
斐川中央クリニックで受け取った処方箋を持って、隣にある薬局で自分用に処方された漢方を受け取ります。出てきたのは、どでかい袋が2つ、これで28日分になります。
ここでは、薬剤師さんから漢方茶の煎じ方や飲み方などが説明されます。漢方茶に対して何か不安がある場合も、ここでいろいろと質問すれば、とても丁寧に答えてくれます。
持ち帰って、早速、煎じてみました。
痩せる漢方茶を煎じてみた
1回分の漢方がこちら。かなりの量です。
小鍋に入れると、いっぱいいっぱいに。
これを1リットルの水で40分煎じて煮出します。そして、出来上がったものをカップに注いだのが以下。
なんだかどす黒いお茶が出来ました。漢方を煎じて煮出した1リットルのお茶を、1日数回に分けて飲みます。それにしても、独特の漢方の香り。部屋中に香りが立ち込めます…この香りは好みが分かれそう。
結論。漢方茶で痩せられる!が、飲むだけで痩せるわけではない!
結論を言いますと、痩せることが出来ました。今回は編集部の30代女性と40代女性で試してみたのですが、期間と減量は以下のような結果に。
被験者 | 期間 | 結果 |
---|---|---|
30代女性 | 2か月(56日間) | -5kg |
40代女性 | 3ヶ月半(100日間・継続中) | -6.1kg |
1ヶ月で4~5kg…というわけには行きませんでしたが、当編集部では1か月で2~3kgは痩せられるという結果に。
体質や仕事内容にもよりますが、毎日デスクワークで一日中座っている事が多く、ほぼ運動しない私たちでも痩せられたというのは嬉しい結果です。
しかし、注意しなければならない事が幾つかあり、決して「漢方茶だけで痩せる」という訳ではありません。
基本的な考え方は、糖質制限ダイエットと同じ!
これは先生も仰っていた事ですが、このダイエットの考え方は基本的に「糖質制限ダイエット」と同じです。つまり、基本的に炭水化物はNGなのです。
漢方茶を飲み続ける期間中(ダイエット中)は、パスタ・ラーメン・うどんといった麺類や、お米やパン、粉もの、お菓子、ビールなどアルコール類の摂取は基本的にNGです。
それらの食事制限なしに、ダイエットのゴールはあり得ないのです。
漢方茶の役割は、代謝を上げること
漢方茶は、それを飲むこと自体がダイエットなのではなく、基礎代謝を上げることが主な目的になっています。
基礎代謝は20歳頃から下がりはじめる。その代謝を高めてあげることで、脂肪燃焼を促したり、普段と同じ生活をしていても燃焼率が高まるように、漢方茶の成分が補助してくれるのです。
そのため、漢方茶ダイエットに大切なことは、
1) 食事制限を守ること
2) 漢方茶を飲み続けること
これが最低限のルール。さらに、軽い運動などをプラスすれば、代謝がUPしているためより効果も出やすくなると思います。
思ったよりも、漢方茶がつらい
これは体質によるのかもしれませんが、筆者は漢方茶を飲み続けて3ヶ月経過後も、まったくその味に慣れません。香りも味も苦手で、日に日に苦痛度が増しています。
人によっては「気にならない」という方もいるようですので、漢方茶が口に合うかどうかは人それぞれのようですが、私にはハッキリ言ってマズかった。マズくて、飲み続けるのが辛い(現在進行形)です。
沸かしてから時間が経てばたつほどマズくなり(※漢方茶は傷みが早く酸味が増してくる)、特にお茶がぬるくなってくる最後のほうは、いつもオエッと嘔吐く(えずく)ほど。個人的には、これが一番のストレスでした。
ルールを守れば、確実に痩せられる
味に慣れない…という辛さはありますが、それでも食事制限など言われた事をきっちり守れば、漢方茶を取り入れたダイエットは確実に痩せることが出来ると分かりました。
もちろん、痩せるスピードに関しては年齢や個人差があり、また漢方茶は最初の一か月目が一番効果がでるため、2か月目以降の減量は緩やかになっていきます。
その為、筆者のように減量したいkg数が多い人は、長期戦になりそうですが、代謝を上げてくれるというのは結果が見えやすくなるため、ダイエットのモチベーションになることは間違いありません。
最低でも2回は通院が必要となりますが、それ以降は島根県まで通えないという場合、漢方茶の郵送も対応してくれます(ただし郵送の場合は保険適応外)。何をやっても痩せられなかった人は、トライしてみる価値ありです。
名前 | 斐川中央クリニック |
---|---|
住所 | 島根県出雲市斐川町上直江1421-17 |
問合せ | 0853-73-8181 |
備考 | 木曜・土曜午後・日曜 ・祝祭日は休診 |
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