公開:2017年01月09日 伊藤 みさ/更新:2017.01.09
2017年の流行色は「リーディングレッド」!日の丸・人間らしさ象徴するエネルギッシュカラー
日本流行色協会が、2017年を象徴とする色・流行色を「リーディングレッド(Leading Red)」と発表し、これに組み合わせる色(相性の良い)「アソートカラー」5色を発表しました。
流行色協会はこれまで60数年にわたる調査・研究活動の中で “流行する色はその時代や社会・人々の意識と関係が深い” ことを見出しており、その経験を基に2017年を象徴する色を選定・発表。
リーディングレッドが選ばれた理由として、「決断・エネルギー」「人間らしさ」「日本」の3つのキーワードが挙げられています。
未来を拓く力を秘めた色「リーディングレッド」が表す2017年
流行色協会は、2016年の色を「アースリングブラウン(落ち着いたブラウン)」としており、
他を批判する過激な発言の政治家が話題になったり、他者の過去の過ちをSNSで執拗に責め立てるなどヒトの心が狭いと感じる場面が多くみられ、ヒステリックな時代に対する人々の危機感が大地のようにどっしりとすべてを受け止める穏やかなブラウンが人の目をひいたのではないかと分析。
そして2017年は既成概念にとらわれず「本当に重要な事はなにか?」ということに気づいた人たちによる具体的な活動が活発化。
このような動きがやがて大きな【エネルギー】となって、新しい時代が切り開かれるかもしれない。リーディングレッドはそんな【決断】を促す色、現状を変えていこうとする強いエネルギー、リーダーシップを表す色だとしている。
さらに、急速な技術革新によって人工知能などが発展。様々な便利さをもたらす一方、私たちに改めて【人間らしさ】とはなにか?を考えさせる機会となっている。
赤は人間の身体を流れる血の色でもあり、この色が私たちが生命を持つ生き物であることを思い出させてくれる。
また、世界から【日本】への関心が高まる近年。日本には国旗の日の丸、漆の赤、神社仏閣など、「赤」は日本の文化にに根付いた色である。
このような理由から、2017年を象徴とする色・流行色は「リーディングレッド(赤)」とされたようです。
リーディングレッドに組み合わせる5色はシックな色
世相や予測を反映した2017年の色「リーディングレッド」のアソートカラー(組み合わせる色)は濃いめのパープル/グリーン/漆黒/和らげるピンク/未来的なシルバー の5色が選ばれています。
今年らしいファッションや空間演出などに、これらの組み合わせを取り入れると良いかもしれませんね。
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