2019桜の開花は例年並みからやや遅め、桜前線マップ発表
2019年の桜の開花予想を株式会社ウェザーニューズが2月14日に発表(第二回桜開花予想)。
ウェザーニューズ「第二回桜開花予想」
この予想によると、2019年のソメイヨシノの開花は 西・東日本は「例年並み(過去5年平均)~やや遅め」、北日本は「例年並み」となっています。
西日本の桜の開花がやや遅めとなっているのには、この冬が暖冬傾向にあったため。
なぜ暖冬だと開花が遅れる?桜の「休眠打破」のしくみ
桜の花芽(生長すると花になる芽)は気温の高い夏から秋にかけて造られ、冬になると休眠して一旦生長がストップ。
真冬に一定期間厳しい寒さにさらされると花芽は休眠状態から目覚め(休眠打破)、開花に向けて再び生長をはじめるという性質があります。
桜の開花には、春の暖かさだけでなく、冬の寒さも必要である、ということなのです。
2019年は太平洋側を中心に開花がやや遅い予想
この冬は12月・1月、西日本・東日本では気温が平年よりも高く、北日本では平年並みだったことから、桜の花芽の休眠打破は北日本エリアでは順調に行われている見込み。
西・東日本は2月上旬に季節外れの暖かさになったこともあり、休眠打破は遅れているところもあるよう。
これらのことをふまえ、ウェザーニューズは今年第一回の桜開花予想発表時から日にちを改めています。
主要都市とソメイヨシノの名所では、3月21日に熊本(熊本城)、福岡(舞鶴公園)、東京(靖国神社)から開花がスタート。
3月22日には高知(高知公園)、東京(上野恩賜公園)、長崎市、佐賀市、松山市、名古屋市、岐阜市で開花となる見通しとのこと。
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