2020年05月21日 伊藤 みさ/更新:2020.05.21
2020の梅雨は「短い」が「雨量多め」ウェザーニューズが予想
今年の梅雨の傾向はどう?
奄美・沖縄地方が5月10、11日と続けて梅雨入りとなり、じわじわと日本全体に近づく梅雨の季節を前に、株式会社ウェザーニューズが
2020年の「梅雨入り・梅雨明け見解」を5月19日に発表しました。
今年の梅雨の傾向として挙げられているポイントは3つ。
1. 今年は梅雨前線の北上が遅れる見込み
2. 平年より梅雨入りが遅く、平年より短い梅雨に
3. 西・東日本は6月下旬~7月中旬に雨のピーク、大雨災害に警戒
この中で注目したいポイントは「梅雨入りは平年より遅く期間は短い傾向」だが、「雨量は平年並みか多い予想」であるところ。
短い期間に多くの雨が降るということは河川の増水・家屋への浸水・土砂災害といった被害が増えそうなイメージ。
さらにウェザーニューズの予測によると、
- 本州付近に暖かく湿った空気が流れ込みやすい気圧配置となるため、梅雨時期の総雨量が東北・北陸で平年並み/そのほかは平年並みか多くなる見通し
- 5月末から6月中旬にかけて沖縄・奄美で大雨や豪雨に警戒、九州南部で梅雨入り早々大雨となる恐れ
- 雨のピークは沖縄・奄美で5月末~6月中旬/西・東日本の広範囲で6月下旬~7月中旬
といった予測も出ています。本格的な雨の季節に備えて、側溝や雨どいの掃除のほか近年よく耳にするようになった「大雨特別警報」などを想定し、各家庭での備え(ローリングストックなど)を今一度確認・用意しておくとよさそうです。
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