公開:2019年01月05日 伊藤 みさ/更新:2023.10.17
映画 めんたいぴりり、明太子と博多・華丸大吉が大好きになる物語
福岡・博多の名物や定番のおみやげ物と言えば「明太子」!
明太子を日本で初めて製造・販売した「ふくや」創業者 川原俊夫の人生をモデルにした物語「めんたいぴりり」が映画になって2019年1月18日全国公開されます。
2019「めんたいぴりり」製作委員会
「めんたいぴりり」は元々、2013年にテレビ西日本(福岡ローカル)で地方局制作としては珍しい連続ドラマ形式で毎朝15分放送されたもの。
この作品が日本民間放送連盟賞優秀賞などの賞を受賞し話題となり2015年には続編が放送。さらに舞台化もされたという、地元福岡では知らない人はいない!?という人気作品。
明太子ができるまでのストーリーを知って明太子が食べたくなり、観た後は思わず博多弁を喋ってしまう!そんな、明太子愛・ローカル愛と笑いと涙であふれた物語です。(全編完全撮り下ろしで映画化!)
博多華丸の熱演が光る「めんたいぴりり」ストーリー・予告動画
昭和30年代。戦後最大の引揚港でもあった福岡は戦争の傷跡を残したまま、復興を遂げようとしていた。
主人公・海野俊之は焼け跡となっていた中洲の一角に小さな食料品店「ふくのや」を立上げ、妻の千代子と営んでいた。博多の祭り<博多祇園山笠>に情熱を燃やし盛り上げてきた「山のぼせ」でもあった。
一方で俊之には山笠と並んで熱中しているものがあった。それは「めんたいこ」作り。
戦前、日本の統治下でもあった韓国の釜山で生まれ育った俊之は、当時の思い出の味「明卵漬→ミョンランジョ」をヒントに明太子を作り出し、日々味の改良を重ねていたが、なかなか納得できる味に近づかず苦悩の毎日だった。そんな時、俊之は息子・健一の同級生、英子の存在を知る。両親をなくし、親戚に引き取られていた彼女は遠足に行く為の新しい靴やリュックサックも買えないというのだ…「めんたいぴりり」劇場版では、ドラマと同様に、戦後の混乱期を乗り越え、経済は復興から成長へとシフトしていく「昭和」という時代の光と影を描きます。
劇場版「めんたいぴりり」はドラマでは語りきれなかったエピソードも加え、福岡の代表的な惣菜として知られることに なった「辛子明太子」が出来上がるまでを「笑い」と「涙」を交えながら描いていきます。
主演は博多華丸、主人公の妻に富田靖子、地元福岡で活躍する芸人さんなど “福岡産” にこだわったキャストとスタッフ陣が手掛ける「めんたいぴりり」。
博多大吉さんは友情出演という形になっていますが、どのキャラクターよりも個性の強い「スケトウダラの妖精」として登場し博多華丸さんとの絶妙なやりとりを繰り広げます。個人的にはここもみどころのひとつ。
劇場版めんたいぴりり は2019年1月11日福岡先行ロードショー、1月18日新宿バルト9ほかにて全国ロードショーです。
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