公開:2023年04月08日 伊藤 みさ/更新:2023.10.19
袋のまま育てるトマト!カゴメの「トマトの土」でベランダ栽培、スクスク簡単・処分に困らない!
袋入りの土を買ってきて、袋に入れたまま植え付け・水やり・収穫までして、燃えるゴミとして 捨てられる、エコな家庭菜園商品
「KAGOME そのまま育てるトマトの土」が発売されています。
カゴメといえば、トマトケチャップやトマトジュースをはじめとする食品・飲料・調味料の大手メーカー。そんなカゴメから販売されている「トマトの土」は、ホームセンターなどの目につく場所に置かれて販売されています。
この「そのまま育てるトマトの土」は、KAGOMEと園芸資材の製造販売を手掛けるプロトリーフが共同開発し、2015年から販売スタートしたもの。
サステナブルな資材として世界で注目されている「ココヤシの実」を原料とし、軽くて持ち運びが楽なことや、栽培後に燃えるゴミとして捨てられるという特長を持ちます。(※ゴミの分別については自治体によって異なる場合があるのでご注意ください)
「そのまま育てるトマトの土」で10分もあれば完了!準備物が少なく済むのも魅力的
実際に使ってみました。筆者が購入したのは「そのまま育てるトマトの土」とトマトの苗。あとはハサミ・水やり用じょうろ・支柱があればOKです。
使い方は土のパッケージにすべて書いてあるので、その通りに。
袋を開けて折り返し、ハサミで指定の場所に穴をあけ、トマト苗を植えて水をやり、支柱を立てて完了。
苗と土で1000円ちょっと、所要時間は10分もかかりません。
土には1シーズン分の肥料がすでに配合されているので、他に買い足す必要もなし。作業時も省スペースで済むので、ベランダ菜園にもピッタリ。通常の袋入り土よりも軽いので持ち運びもノンストレス。ゴミもほぼ出ないのでとても楽ちんでした。
トマト用商品バリエーションは、袋がプランターがわりになる15リットルと、20リットル入りがあり。
また「トマトの土」の他に、きゅうり・なす・じゃがいも・苺など、様々な野菜を育てられるバージョンの土も店頭にありましたよ。
プロトリーフはこのほかにも、カルビーポテト株式会社と共同開発で「袋で育てるじゃがいもの土」も発売しています。
収穫まで約2か月半、支柱は人の背丈ほど必要
実際に植えて、収穫までを追いました。筆者は4月初旬にミディトマトの苗を植え、6月中頃に1つ目を収穫しました!
約1か月で大人の腰あたりまで生長。
約2か月で人の背丈ほどまで大きくなり、このあたりで最初の実が色づいて初収穫。酸味もありますが、甘味もあるトマトになりました。
実は他にもたくさんついているのでこの後も楽しめそう。
茎はこれ以降もどんどん伸びていきます。土の部分はコンパクトですが、茎は長くなっていくので、グリーンカーテンのように伸ばしたり、下はたるませてコンパクトに仕立てたりとやり方は様々なようです。
支柱は長めのものを用意しておくことをおすすめします。
また、土は水はけが良く乾燥しがちなので、しっかりめに水やりするとよさそうです。
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