公開:2015年05月11日 伊藤 みさ/更新:2015.05.13
東京オリンピックのおかげで週休3日!?ライフスタイル改革実現か
2020年に開催される事が決まった、東京オリンピック・パラリンピック。これが決まったおかげで、もしかしたら、会社や学校は週休3日制になるかもしれない!?とネットで話題となっています。
オリンピックの開催が日本(東京)に決まった事と、週休3日…何が関係あるのか…。と少々疑問に思いますが、その理由は文部科学大臣の発言にありました。
日本人のライフスタイルを改革!「夢ビジョン2020」発表
下村文部科学大臣が2013年に東京オリンピック・パラリンピック担当大臣に任命された際に表明した内容が「週休3日」に関わってきます。それは、
2020年を単なるオリンピックイヤーとするだけでなく、新たな成長に向かう“ターゲットイヤー”として位置づけ、日本社会を元気にするための取組を“夢ビジョン”として打ち出し、社会総がかりで実現していく
というもの。これを受けて文部科学省では中堅・若手職員が中心となってアイデアを公募したり若手アスリートやアーティスト、研究者らとの対話をもとに「夢ビジョン」をとりまとめ、2014年1月に「夢ビジョン2020(文部科学省版)」を発表しました。
この中でオリンピックを核として打ち出した行動指針は「オリンピックの感動に触れる。私が変わる。社会が変わる。」
オリンピックイヤーというだけでなく、社会全体の成長の為の“ターゲットイヤー”にすべく、具体的に何を目指すか?何を変えていくのか?という点では3つの柱を提案。
2.誰でも・いつでも・どこでもエクササイズ(スポーツ・パラダイス)
3.日本発の新たなライフスタイル、社会モデルを確立・発信
上記のうち1、2に関しては、若年層の重点育成・世界水準のトレーニング施設の設置をしてメダル最多獲得を目指したり、ショッピングモールなどにスポーツスポットを併設するなどで実現していくという内容に。
そして「週休3日」が出てくるのは 3の案。“週休3日制を導入し、生活をイノベーション” というもので、要約すると 仕事の日はしっかり働き、休みの日はしっかり休むという事。
労働基準法では現在、週休2日・1日8時間労働で「1週間40時間」と決まっていますが、週休3日を実現するために 1日10時間労働×4日として 1週間40時間労働 はそのままにする…などの方法が考えられます。
この案に対しては「夢のよう」「給料下がってもいいから実現してほしい」「サービス残業増えるだけ」「絶対無理だろ」など様々な意見があるようですが、“土曜日は半ドン”が通常だった時代から週休2日制が当たり前となった現在。もしかしたら2020年に向け、本当にこのような動きへとシフトしていくかもしれません。
via.夢ビジョン2020/文部科学省
- 当サイトの掲載内容は、公開時点または取材時点の情報です。最新記事・過去記事に限らず公開日以降に内容が変更されている場合がありますので、ご利用前に公式の最新情報を必ずご確認下さい。
- 記事の内容については注意を払っておりますが、万一トラブルや損害が生じても責任は負いかねます。ご自身の判断のもとご利用ください。
- 当サイトはアフィリエイトプログラムを使用しています。
あわせて読みたい
- +(プラス)で始まる詐欺電話にご用心、かかってきたらどうする
- プロポーズを断られたら、婚約指輪ってどうなるの?
- 熱中症対策の新常識、アイススラリーって?パウチタイプ飲料と比べてみた
- 車のキー(スマートキー)が電池切れ・故障…でも慌てないで!ドアの開け方・エンジンのかけ方
- 汗ヤバ…!熱中症・夏バテ対策におすすめ、簡単手作りドリンク5選
- スゥーッとひんやり!冷却スプレーなど「暑さ対策グッズ」店頭に続々
前の記事 / 次の記事