公開:2022年02月13日 伊藤 みさ/更新:2022.02.13

車のシフトポジション「S」「B」とは?どのように使い分ける?

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車を運転していて、ふと思いました。筆者は現在、オートマ(AT:オートマチックトランスミッション)の車に乗っているのですが、

P(パーキング) / R(リバース) / N(ニュートラル) / D(ドライブ) というシフトポジションはよく使うのですが、シフトレバーにはこのほかにも

「S」と「B」がある。けど、コレ一度も使ったことない・・・!と。

車のシフトポジション「S」「B」とは?どのように使い分ける?

筆者はAT車も運転可能なMT車(マニュアルトランスミッション)の運転免許を取得したのですが、ミッションの車のシフトにも1(L)~5とR しかなかったハズ。

スルーして乗っていましたが、いつの間にか出現しているシフトポジション「S」「B」とは一体、どういうギアなんでしょうか…。

車のシフトポジション、S・Bとは

筆者の愛車はトヨタパッソ。これに乗ってもう3年になるのですが、改めて取扱説明書を確認してみると・・・その目的がちゃんと書いてありました。

S:坂道走行
B:急な下り坂走行

とのこと。かなり簡潔な説明なので、ちょっと掘り下げて調べてみました。

車のシフトレバーにある「S」のギアは、追越し時や軽めのエンジンブレーキとしても

Sギアは “スポーツ” と呼ばれることが多く、上り坂・追い越し時の加速時に、またエンジンブレーキを使った減速などでも使用します。

長い下り坂 イメージ

AT車はアクセルの踏み込みなどに応じて自動でシフトチェンジをしてくれますが、

長い下り坂を走っているときには、アクセルを踏んでいなくてもスピードが増していくことがあります(車種によっては自動でエンブレがかかるものも有ります)。

そんな場面ではフットブレーキを使用することが多いですが、長い下り坂の場合はブレーキを多用しすぎると、ブレーキパットが熱を持って “ブレーキの効きが悪くなる” という現象が起きてしまいます。

以前筆者も、山道の長い下りでこの現象に遭い、肝を冷やしたことがあります。

そんなとき、フットブレーキだけでなく「エンジンブレーキ(エンブレ)」を使うと安心。マニュアル車の場合は手動でシフトダウンを行ってエンブレをかけますが、オートマ車に乗っていて自動でシフトダウンされない時に、

このSギアを入れてエンジンブレーキを使用するのですね。

車のシフトレバーにある「B」のギアは、Sよりも強いエンブレが必要な場面で使用

そしてBは “ブレーキ”と呼ばれることが多いよう。こちらの用途は「急な下り坂走行」と取説にあったように、強いブレーキが必要な場面で使用します。

一般的な道を走行するときはAT車の場合はD(ドライブ)にしておけば問題なく走れますが、急こう配の坂道を走るときなどは、MT車では「1速」「2速」などにして走行します。

これは、急な坂を駆け上がったり下るときに、パワー(または強いエンジンブレーキ)が必要なため。

急勾配の坂道イメージ
画像は鳥取と島根の県境にある “ベタ踏み坂

AT車のDでは対応しきれず、下りではブレーキ踏みっぱなし!上りではエンジン唸りっぱなし!…となるのは負担が大きいため、そんな時にBが活躍します。

自分の車なのに、知らないボタンやギアが意外とあるもの

筆者のトヨタパッソ のシフトポジションを改めて見てみると、D(ドライブ)の下にS、その下にBがある。

車のシフトポジション 意味

ギアダウンしていくほどパワーが強いため、ギアの並び順から見ても Dは4速、Sは3速、Bは2速 …といったようなイメージで覚えておくと、使いやすいですよ。

ちなみに、車の仕様によりすべてのAT車にSBがあるわけではなく、両方とも付いていない車もあり。

車内にある普段使ってない(使ったことが無い)ボタンやギア。それらの機能を “知らないから使っていない” という場合は、もしかしたら便利な機能を無視して損しているかも?!

乗り慣れた車でも、あらためて自分の車の取扱説明書を読み直してみると、新たな発見がありそうです。より安全運転にも繋がりますよ!

※当サイトの掲載内容は、執筆時点(公開日)または取材時点の情報に基づいています。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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