地元民も太鼓判の「八女中央大茶園」は茶畑が美しすぎる絶景スポット
お茶どころとして知られる、福岡県八女市。ここに約70haもの面積を誇る茶畑「八女中央大茶園(パイロット大茶園)」があります。
緩やかな傾斜に見渡す限りに広がる緑の段々畑。美しいこの風景は今にも香り立ってきそうなほど。
お茶としていただく時の良い香りは、熱したり揉んだり乾燥させたりして味わえるもののため、茶畑では香りを感じませんが、手入れの行き届いた茶畑が連なる風景はとても綺麗。空気が澄んでいる感じがして通り抜ける風も気持ちいいのです。
パイロット茶園の頂上には展望所が設けられていて、その眺めを独り占めすることができます。
美しい若草色の茶園「八女中央大茶園」見ごろは5月頃
八女中央大茶園(パイロット茶園)の様子をまず以下の動画からご覧ください。
八女中央大茶園は、農業経営の規模拡大と八女茶の一大生産基地を形成するために「県営パイロット事業」として1969年から1973年にかけて作られたもの。(参考)
自由に入園することができ、園内につくられた道を車でのぼっていくことができます。
茶畑でよくみかける、電柱のような大きな換気扇は「防霜ファン」。
新芽が出る時期(春)の前後から摘み取りを行う頃にかけて降りる霜(遅霜・後霜)で茶葉に被害が及ばないよう、対策として設置されているもの。地上の暖かい空気を下方向へ送る役割を果たすものだそうです。
そして茶園の頂上からは、緑の絨毯がどこまでも広がるパノラマ風景が!
大茶園の頂上、展望エリアからの風景
晴れた日には有明海や島原半島を望むこともできる。どの季節も見学はできますが、太陽の光を反射するようなピカピカの新芽が出る頃(4月から5月初旬にかけて)が一番きれい!
通り抜ける風も心地よく、天気の良い日には是非訪れたいスポットです。
ドライブに最高のコース!
てっぺんには屋根付き見晴らし台があり。
道も綺麗に整備され、車も通りやすくなっています。ただし幅は細く、農作業をされる方の行き来もあるためスピードは控えめに。譲り合いながらのドライブを。
[ 八女茶の茶摘みの様子 / 産地の方に聞いた、苦くないお茶の美味しい淹れ方 ]
名称 | 八女中央大茶園(パイロット大茶園) |
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住所 | 福岡県八女市大字本375-2 |
入園料 | 無料 |
問い合わせ | 0943-22-6644 (八女市茶のくに観光案内) |
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