公開:2020年04月24日 Mika Itoh/更新:2020.04.24
名古屋発祥の「台湾ラーメン」味仙の辛ウマご当地メシにハマる!
名古屋メシといえば、味噌煮込みうどん、味噌カツ、エビフライ、手羽先、モーニングなどが有名ですが、地元民が足繫く通う名古屋メシに「台湾ラーメン」がある。
“台湾”ラーメン?名古屋発祥のご当地グルメなのに、なぜ「台湾ラーメン」なのか?
台湾ラーメンというネーミングの謎は、発祥のお店「味仙(みせん)」にあって、始まりは初代オーナーの郭さんが、台湾で小皿で食べられている「タンツー麺」を激辛にアレンジして提供したものが最初なんだとか。
その激辛ラーメンの名前を、郭さんの出身地が台湾であることから「台湾ラーメン」と名付けたんですね。
その後、激辛ブームの波に乗って「台湾ラーメン」は一気に広まり、今や揺るがない名古屋のご当地グルメとしての存在感を放つまでに。近年ではファミリーマート限定で味仙監修の「台湾ラーメン」が販売されていたりします。
台湾ラーメンは、たっぷり挽肉&ニラが辛味と旨味を引き立てる
台湾ラーメンの発祥のお店、味仙は愛知県に数店舗展開していて、どれも親族ののれん分けなのだそう。そのうちの矢場店に訪れてみました。
店内に入ると、異国の大衆食堂のような雰囲気で、すごい賑わい。広く仕切りのないフロアには、4人掛けテーブルがズラリと並べられています。
壁際には厨房が見えるカウンターがあり、オーダーの声が飛び交っています。
席は杓文字に書かれた番号で割り振られてあり、お会計のときはこの番号を伝えればOKという仕組み。
まずは、お目当ての台湾ラーメンから。
赤いスープとたっぷりの唐辛子がドキドキしますが、食べてみるとしっかり旨みを感じる美味しいスープ。後からジワジワと辛さがやってきます。これはクセになりそう。
辛いのが得意じゃない人でも、安定感のある美味しさのニラ玉やチャーハン等を挟みながら、また台湾ラーメンに戻るの繰り返し。
この日は夜遅い時間に訪れましたが店内はかなり混み合っていました。それでも、注文から出てくるまでの時間も早く、サイドメニューも美味しいので、地元の人が通うのも頷けます。辛い物好き・ラーメン好きは、愛知に行くときには是非また訪れたくなるお店です。
店名 | 味仙 矢場店 |
---|---|
住所 | 愛知県名古屋市中区大須3丁目6−3 |
TEL | 052-238-7357 |
時間 | 昼 11:30~13:40ラストオーダー / 夜 17:00~24:40ラストオーダー |
備考 | お土産用「台湾ラーメン」の販売もあり |
※営業日などを確認してお出かけ下さい。
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