公開:2018年06月26日 伊藤 みさ/更新:2018.06.27
2018春夏メイクのトレンド、目元・口元にマストアイテム傾向
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2018年4月下旬に銀座・渋谷・原宿で20~30代女性 合計300名を対象とした該当調査を行った「東京の街を歩く女性たちのメイクアップとヘア傾向」の解説を、資生堂ビューティークリエイションセンターが発表しています。
資生堂ビューティークリエイションセンターは約40名のヘアメイクアップアーティストが在籍・活動するもので、今回はメイクやヘアの未来のトレンドを予測する『ビューティートレンド研究』の一環で街頭調査。
2018年春夏のメイクトレンドのポイントとして以下などを挙げています。
- ピンク、オレンジなど暖色系アイシャドウが増加
- アイラインはマスト、でも繊細に
- 「前髪あり」が増加! ニュアンス重視のスタイルに注目
トレンドを取り入れるコツは「多様な選択肢から自分らしさ」をチョイス
ヘアメイクアップアーティストが街頭調査を基に、2018年春夏メイクトレンドのポイントを以下のように解説しています。
- アイシャドウ「ピンク・オレンジなど暖色系が増加」
- ブラウン系が人気だった秋冬、人気は継続しているものの、ピンク・オレンジといった暖色系アイシャドウが増加傾向。まぶたにふんわり馴染ませるような、透明感ある仕上がりに。
- リップ「ローズ系が人気。トーンや質感はバリエーション豊富」
- アンケート結果で、メイクに欠かせないアイテムとして挙がったのが「口紅」。ビビッドカラーが再び人気となり、肌馴染みの良い色/発色の良い色、アンケートでは同数を記録。秋冬に続きローズ系が人気で、質感はツヤ・マットなど様々。
- アイライン「不可欠なマストアイテム、でも繊細に」
- 調査対象者はほぼ全員が引いていると言え、アイラインはもはやマストアイテムに。多くの人がまつ毛の根本を埋めるように細く・ナチュラルに。細かい部分では、目尻だけ/目頭側だけ強調/跳ね上げキャットラインなど自分らしい工夫が見られる
- 眉「ナチュラルで洗練された、きちんと眉」
- 全体的にはバランスの良い眉が増加。大人層はこれまで比較的少なかった細眉・アーチ眉が見られるようになり、より大人っぽく/若年層は水平眉、下がり眉が多い傾向もあり。
- 肌「下地重視で素肌美を目指す」
- ベースメイクのキーワードは「素肌感」。化粧下地やコントロールカラーでベースをきちんと仕込み、ファンデーションはあくまで薄く塗る、という傾向。チークも自然にぼかす人が多くみられた
- 髪型「前髪をつくる人が増加」
- 「前髪アリ」の方の比率が増加したことがこの春夏の特徴。ただしニュアンスは多種多様で、毛先をカールさせる/軽く流す/分ける などそれぞれにスタイルを楽しんでいる
- ヘアカラー「暖色系カラーが主流」
- グレージュなどの寒色系が多かった秋冬に対し、春夏はオレンジなどの暖色系が目立つ傾向。「前向き」「軽快」といったイメージのある色が好まれる中、明るい・落ち着き系などトーンは様々。
今回の街頭調査で顕著だったのは「目元・口元における多様なメイクバリエーション」。
大きなトレンドの流れはあるものの、みんなとおそろいではなく“自分流にアレンジして楽しむ” 人が多くみられ、表現の幅が広がってきているところが新しい動きであり、流行りを取り入れるコツである、と解説されています。
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