押し花をアイロンで!数日できれい・簡単に作る方法
お花を頂いたり、自分で育てた花が咲いた時に作りたい「押し花」。
昔は手作り押し花をしおりにして楽しむことが多かったですが、最近ではスマホケースやネイルにつけてデコレーションしたり、フォトフレームに入れて飾ったりと使い方いろいろ。
厚くて重い本などに花を挟んでおけば、忘れた頃に完成!…というのが、よく知られる押し花の作り方ですが、想いが熱いうちにつくってしまいたい筆者は、アイロンで押し花を作って時短!
アイロンなんて意外にも思えるアイテムですが、実際に作ってみると色も比較的鮮やかに残り、3~5日ほどで作れてしまう、おすすめの方法をご紹介。
アイロンやシリカゲルで簡単に時短で作れる、押し花の作り方
アイロンでの押し花づくりに必要なものは以下の通り。
- 花
- アイロン
- 新聞紙(3~5枚くらい)
- シリカゲル(今回使用したのは3gタイプ×3袋くらい)
- ティッシュ又はキッチンペーパー
- ジップロック
どれも簡単に準備できそうなものばかりですが、1つ聞きなれないモノが。「シリカゲル」って??
シリカゲルとは、乾燥剤のこと。よくお菓子の袋に入っているアレです。筆者は今回、シリカゲルを100円ショップのセリアで買いました。キッチングッズエリアにあり、簡単に入手できます。
押し花に向いている花・向かない花
押し花にする「花選び」ですが、やはり花の種類によって向き・不向きがあるよう。
スミレ、カスミソウ、ハーブ といった、元々水分が少ない花のほうが押し花に向くようです。また、花は小さめな方が乾燥時間も少なく、扱いやすさも違いそう。
このほか、センニチコウ、ミモザ、アジサイなどを押し花にしている方が多いようです。花がきれいに咲いた、まさに見ごろの時にカット。萎れてしまわぬうちに早めに作業します。
今回 押し花に使用したのは、スミレとカスミソウ。仕上がりの形や色など、出来上がりは1つ1つ異なるため、いくつか一緒に作るのがおすすめです。
準備ができたら、いよいよ押し花作りスタート!
アイロンは低温に設定し温めておきます。
アイロン台(なくても可能)に、下から 半分に折った新聞紙、ティッシュを拡げて置き、花を重ならないように配置。フワっとしている場合は向きや花びらの広がり方を決めるため少し指などで押さえておくとよいかもしれません。
花の配置が終わったら半分をとじて、20~30秒ずつあたためる。これを4~5回繰り返します。新聞紙だけを開いたら花から水分がでているのがわかります。
花の真ん中あたりから水分が出ている
熱が冷めたらアイロンをかける、という具合に繰り返して水分を飛ばす作業です。
ティッシュにうつった水分がカラっとしてきたらアイロン終了。ティッシュと新聞紙をたたんだままジップロックに入れ、シリカゲル(乾燥材)も一緒にしてキッチリ封をします。
スミレの場合は2~3日ほどで完成。ピンセットなどで掴んで、花がパリっとしていたら成功です。
ちなみに筆者の失敗談として、ティッシュの代わりに水分をしっかり吸ってくれそうなコットンパフを使ってみたことがあります。
水分は取ってくれるのですが、繊維が乾燥した花びらの間に入り込んだり、挟まってしまう場合があり、これを取ろうとすると花が破れたり切れたりと崩れるためオススメしません。
また、キッチンペーパーは凸凹が花にうつる可能性もあります。キッチンペーパーは扱いやすいので便利ですが、気になる方はこちらも避けた方が良さそうです。
「生花は贅沢品だ」とお花屋さんが言っていたのを耳にしたことがありますが、ひと時の癒しや、その場を彩ってくれるその存在ですが、切り花は寿命が短い。
美しいうちに押し花にしておけば、長く楽しめそうです。
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