公開:2026年08月09日 Mika Itoh/更新:2026.08.09
インコにも「セカンドオピニオン」を!獣医の誤診で愛鳥を亡くした私が伝えたいこと
筆者は現在、インコを3羽飼っています。もともと我が家は鳥好きで、私の祖父の時代からインコや鳩なども飼っていたそうです。

生後1ヶ月頃のオカメインコとセキセイインコ
インコといっても色々いますが、私個人がこれまでにお迎えしたことがある鳥さんは、文鳥・セキセイインコ・オカメインコ・モモイロインコなど。
どの種類もそれぞれに魅力が違っていて性格も違うし、本当に可愛いんですよね。
インコは不調を隠す習性がある
しかし生き物である以上、病気もすれば寿命もある。
インコは体が小さく、自然界では捕食動物に狙われる存在。外敵が多い動物のため、不調を隠す(飼い主にも弱ってるところは見せない)生き物と言われています。
そのため、異変に気付いた時には病気が進行していることも多い。
- エサの量が減ってないか(体重の大きな増減はないか)
- 糞の色や状態は普段と違っていないか
- 毛並みや色つやが悪くなってないか
- 餌を吐いてまき散らしていないか
- 止まり木に止まらずケージの底にばかり居ないか
- 羽を膨らませたままじっとしていないか
- 呼吸が荒くなっていないか
などなど、少しの変化も見逃さないよう、病気には特に注意が必要な動物と言われています。
愛鳥のセキセイインコの異変に気付き、掛かりつけ医へ
そんなインコちゃんたちなので、筆者も毎日、小さな異変に気付けるよう注意しているのですが、
ある日、セキセイインコがいつもより食欲がないことに気づき、メガバクテリア(セキセイインコがよくかかる病気)の治療で過去にお世話になった動物病院に連れて行きました。

元気だった頃の様子
その病院に通い始めた理由は、インコを連れて行っている患者が多く、近県から連れてくる人もおり、その人たちからの評判がいい病院であったことが決め手でした。
今回の診察では糞の検査でメガバクテリアは認められなかったものの、
「メガバクテリアは1度なると、免疫力などが下がった時にぶり返すことがある」
「糞からは検出されなかったが、検出されない深い所に潜んでいる場合がある」
との理由から、メガバクテリア用のお薬を処方され、数週間、薬の効き具合を様子を見るという流れになりました。
しかし、薬を飲み切っても改善せず。

お薬がなかなか効かず、膨らんでじっとしている時間も増えてきました
再び病院に連れて行くと「薬をもう少し強いものにしてみましょう」
過去にメガバクテリアの治療でお世話になった先生だったこともあり、その言葉を信じて再び数週間の治療を続けてみましたが、強い薬でも改善せず。
その後も相談に行くも、同じ診断の繰り返し。
診断内容や治療結果に対して、疑問を持つように
先生の診断や治療経過に釈然としなかった私は、「遠くてもいい、セカンドオピニオンをしよう!」と、病院を調べまくって、とある病院に連れて行きました。
すると、まったく違う病名を告げられたのです。
しかも、違うお薬を飲ませ続けたことにより、別の症状も引き起こしていました。
かなりよくない状態で、その日のうちに入院するも、翌日に息を引き取ってしまいました。

亡くなる前。ばーばの手に包まれいつも以上に甘えるように
鳥の専門医でなければ対応できない病気も多い
私が最初に通っていた病院は、鳥だけでなく、犬や猫なども診ている動物病院でしたが、私の住むエリアには鳥を診られる病院が少なく、
そんな中でも評判がいい病院でした。
しかし、セカンドオピニオンをしてもらった病院は、とても小さい病院ですがエキゾチックアニマル(鳥類、爬虫類、小型哺乳類など小型動物)専門で
診察の仕方も全く違うのを見て、驚きました。
遠くても、専門医のいる病院を見つけておく
セキセイインコを飼い始めた当初、エキゾチックアニマル専門の病院を見つけることが出来なかったため、
「鳥も診てもらえて評判のいい」という動物病院に連れて行っていましたが、
専門医によると「鳥は専門知識がないと発見できない病気があるため、(普通の動物病院では)治療対応が仕切れず亡くなってしまうリスクが高い」とのことでした。

その言葉通り、先に行っていた動物病院には、鳥専用の小さな医療器具や検査機器がなかったのです。
しかし筆者にとっては、そこが初めての病院だったため、鳥専用の医療機器がどんなものなのか?を見た事がなく、
エキゾチック専門病院に行って初めて知りました。
インコにとって、経過観察は致命傷になる場合がある
鳥飼さんにとって、一番の悩みが「鳥専門病院が少ない」「近くに専門病院がない」ということだと思います。
私も実際、自宅のそばには鳥をきちんと診てくれるところがなく、評判のいいと言われていた動物病院まで1時間かけて連れて行っていました。
インコを連れて行っている患者が多く評判も良かったのですが、
私が大きく勘違いしていたのは「専門医がいる」わけではなかったということ。
地方在住者では、近くに鳥専門の病院がなく、動物病院にインコを連れて行っている方も多いと思います。
しかし、今回の筆者の愛鳥ようなケースでは、専門医でないと解決できません。たとえ専門医であっても、連れて行くタイミング(病気の進行状況)によっては間に合わないケースもあります。

雛のころ。この子の人生はたった4年間でした
鳥は、体調が悪いことを隠す生き物です。
「飼っているインコが急死した」「亡くなった理由が分からない…」と戸惑う飼い主さんがいるのは、そのせいです。
大切な愛鳥さんを守るために、遠くても必ず鳥専門(エキゾチック専門)の病院がどこにあるのか?を1~2件は調べておくことをお勧めします。
そして、少しでも獣医さん(たとえ専門医だとしても)の診断に疑問を持ったら、1日でもはやくセカンドオピニオンをしてあげて下さい。
自分の中にモヤモヤを抱えたままの「経過観察」ほど怖いものはありません。
今回、愛鳥を失った理由の1つは「獣医師の誤診」でしたが、私自身の「知識不足」による「セカンドオピニオンの遅れ」も大きな理由の1つだったと思います。
同じような失敗で失われる命が、1つでも減りますように。
- 当サイトの掲載内容は、公開時点または取材時点の情報です。最新記事・過去記事に限らず公開日以降に内容が変更されている場合がありますので、ご利用前に公式の最新情報を必ずご確認下さい。
- 記事の内容については注意を払っておりますが、万一トラブルや損害が生じても責任は負いかねます。ご自身の判断のもとご利用ください。
- 当サイトはアフィリエイトプログラムを使用しています。
あわせて読みたい
- インコなどペットの脱走対策!網戸が開かないようにロックする方法
- 鳥はどうして雨の日でも電線にとまってる?ブルブルしながら濡れている理由
- なかなかのクオリティ!セリアの置物インコに、本物インコも興味深々
- インコの為の大型バードアスレチック(バードジム)を手作り!ラクちんプチDIY
前の記事 / 次の記事
