宮崎発 辛麺屋桝元（ますもと）、汗が噴き出すけどウマイ！こんにゃく麺もおすすめ | 時遊zine

宮崎発 辛麺屋桝元（ますもと）、汗が噴き出すけどウマイ！こんにゃく麺もおすすめ

チキン南蛮やマンゴーなど宮崎グルメもいろいろありますが、ご当地麺として近年よく目にするようになったのが「辛麺（からめん）」。

辛麺は唐辛子とにんにくが効いた旨辛スープに、ふわふわ卵やニラが入ったラーメン。

宮崎県延岡市が発祥といわれていますが、ここに本部・本店を持ち「元祖」の名を冠する辛麺屋さんというのが「元祖辛麺屋桝元（ますもと）」。

桝元の辛麺は1987年に誕生。2023年7月の確認時点では店舗は宮崎をはじめとして九州をメインに展開中。関東にも出店しています。

そんな人気店の辛麺ですが、見た目がけっこう赤いので “辛すぎるのでは・・・” とちょっとビビって挑戦せずにきた筆者。

ようやく初・桝元を体験してきたのですが、とても美味しかった！これはクセになるやつ～！

桝元の意外だった「こんにゃく麺」とプチっと食感の「にんにく」！

桝元では、スープをベースにトッピングや麺の種類、辛さなどを1杯ずつカスタマイズして注文していくスタイル。

ベーシックな、しょうゆベースの「元祖辛麺」は鶏ダシがきいたスープ。麺は中華麺のほか桝元ならではの「こんにゃく麺」が選べます。

画像は「元祖辛麺」3辛。ピリ辛くらいのレベル！

こんにゃく麺とはいうものの、その食感がこんにゃくに似ているというだけで主原料はそば粉と小麦粉なのだそう。食物繊維が豊富で女性に人気とのこと。

こちらは「元祖辛麺」のこんにゃく麺入り

これが独特な食感で、糸こんにゃくよりももっとしっかりした歯ごたえ。食べる前は、“物足りなさがあるのかな？” と思っていましたが食べ応えもあって個人的に好きなやつでした。桝元に再訪したらたぶんまた麺はこれにすると思います。

ごろっと出てくるにんにく、においも少なく女子も食べる！

さらに、食べすすめるうちに丼の底からプチっとした食感の具が出てきました。何だろう・・とよくよく見てみると、ニンニク・・！

写真は「みそ辛麺」5辛。コクと甘味もあり、こちらもおいしかった！

1かけを2～3等分くらいした、大きなカットでたくさん入っています。びっくり。

スープに浮いているだけでもこんなに。底にもたっぷり沈んでいます

公式で確認すると、1杯につき5かけ分くらい入っているそうです。つまり、丸ごと1株弱くらいは入っているということ。

なのに意外と香りはそれを感じさせず、旨味は出ている感じ。普段、にんにくをそんな大きさで食べることがないので驚きましたが、スープの中に入っているからか、柔らかくもプチっとした不思議な食感でした。

辛さは0から30・・・と幅広く選べますが、筆者は5辛くらいが好み。麺をすする際に時々むせたり汗がじわりとにじみましたが（笑）「辛いけど美味しい」で最後までいただけました。

このほか、スープは「トマト辛麺」「白い辛麺（豆乳×塩麹）」「カレー辛麺」があり。

サイドメニューは店舗により異なるようですが、餃子や桝元名物 なんこつなども楽しめます。

辛さがゼロも選べる辛麺ですが、旨味もあるので辛めもおすすめ。唐辛子が歯に挟まるので、店を出る前には鏡でチェックをお忘れなく！