公開:2015年11月06日 伊藤 みさ/更新:2015.11.05
「サラダはヘルシー」は間違い!太るサラダとダイエットサラダ、どっち食べてた?
ダイエット食品を展開するサニーヘルス社が、ダイエットの味方と思われていた「サラダ」について「太るサラダ」と「ダイエット向きサラダ」の2種類がある事を2015年8月に発表。
太るサラダ…。非常に恐ろしい響きですが、「サラダ」という名がつけばとりあえず低カロリーだろうというイメージになりがちですが、バリエーションも増えているだけにカロリーが高いものも結構あります。
サラダをたくさん食べているのに、痩せるどころか太ってしまう…。そうなる前に、どんなサラダがダイエットに向いていないのか?チェックしておきましょう。
糖質の高い野菜+脂肪の多い調味料でつくるポテサラ、カボサラにご注意!
ダイエット向きではないサラダとして挙げられるのは、ポテトサラダやカボチャサラダなど芋系野菜を使ったサラダ。じゃがいもやカボチャはビタミンCやカロテンを含み栄養豊富ですが、実は野菜の中では糖質が高いほう。
それだけでなく、仕上げにたっぷりのマヨネーズが混ぜ込まれているため、糖質+脂肪という太りやすい組み合わせになっているのです。
たべる場合は副菜程度の少量にするか、おからを混ぜてカロリーダウンを図ったり、手作りの豆乳マヨネーズを使ったりすると良いようです。(マヨネーズは大さじ1杯で100kcalとのデータも!)
このほか、マカロニサラダ・ツナサラダ・コーンサラダもマヨネーズで和えてある場合が多いため、どちらかといえばダイエットには向いていないサラダといえます。
ドレッシングの油にも、ご注意を!
マイクロダイエットによると、サラダにかける市販のドレッシングには「質が良い」とは言い難い油分がたっぷり使われていたり、ノンオイルでも人工甘味料が使われている事が多々あるのだとか。
また、味がしっかりとつくようなクリーミーなドレッシング(シーザー・サウザン・ごま・フレンチ)は、脂肪分が高い傾向にある。
油はビタミンの吸収を助ける働きもあるので「摂ってはならない!」という訳ではありませんが、美味しいからとドレッシングをたっぷりかけると油分の摂りすぎに。
「油の質」にこだわるなら、オリーブオイル・アマニ油・ココナッツオイル・えごま油などを使ったドレッシングを購入したり作ったりすると良いようです。
痩せるサラダとは?
おすすめはレタスを使ったサラダ。レタスはレタスでも、種類によって栄養価が異なります。
レタスの中でも一番ポピュラーな「玉レタス」は、成分の95%が水分。ビタミン・ミネラルなども含まれますが、淡色野菜のため栄養素の含有量は少なめ。
それに対し、緑黄色野菜に分類されるサニーレタス・グリーンリーフ・サラダ菜はベータカロテンが豊富にふくまれており、これを摂取すると体内でビタミンAに変換され、肌のコンディションを整えてくれる働きが。
レタス以外の葉物では、水菜・サラダほうれん草なども栄養価が高く、「痩せるサラダ」に適しています。
生野菜は身体を冷やしやすいため、寒い時期はブロッコリーやキャベツ・にんじんなどを蒸して食べる温野菜もグッド。
ただし、「糖質を多く含むいも類を食べすぎない」という点と、「ビタミンを水で逃がさないこと」に注意が必要。
野菜に含まれる多くのビタミンは「水溶性」のため、お湯でゆでたり、皮やヘタをとって水で洗うだけでも水に溶けて流れ出てしまうため、温野菜にする場合は茹でるよりも蒸すほうがベター。
また、溶けだしても一緒に飲み干せる「スープ」にすると栄養を逃さず、健康的なダイエットに励めそうです。
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